世界のCMフェスティバル2007 その3 映画が元ネタ編

世界のCMフェスティバル2007でのメモblogはこれで最後です。

その1 面白CM「Arnet」はこちら
その2 AXEのCM ハリウッドスターバージョンはこちら

映画の記事を書いてるものとしては、やはり映画にまつわるCMは見逃すことはできません。

超有名なところでは、ニコール・キッドマンとロドリゴ・サントロが出演しているシャネルのCM。ロドリゴ・サントロはブラジル出身の俳優なんですが、演技以前にその美貌で大注目。『チャーリーズ・エンジェル』でもほんのワンシーンでエンジェルの心を奪い、『ラブ・アクチュアリー』ではメガネをかけても隠せない色気を大放出。今年公開だった『300』では残虐な王を怪演していたのが記憶に新しいです。人気テレビシリーズ『LOST』にもちょこっと出てるみたい。

しかし、このCMはこんなに美しいのになぜ目新しく感じないのか? と思ったら、『ムーラン・ルージュ』にシチュエーションが似てるんですよね。屋根の上に近い部屋とか、スターであるニコールってことが。

お次は、フォルクスワーゲンのCM。

大好きな『雨に唄えば』の名シーンが、なんと!こうなっちゃったかー。50年経過して権利フリーになると、こういうこともできちゃうんだな。技術の進化は、ありえないことを作り上げてしまう。でも、ちょっとゴムの人形みたいで気持ち悪いところもあり。

もう1本、残念ながら見つからないのが、映画『大脱走』をモチーフにしたCM。男性3人がコミカルに会社から脱走するのですが、最後に車のゲートで笑うスティーブ・マックイーンが登場するんですよ。もう一度見たいのですが、探そうにも肝心の何のCMだったかが思い出せない・・・。商品名が残らないということは、CMとしては失敗なのかもしれません。

<2009年5月26日追記>
不明だったCM、見つけました!

HUMMER(ハマー)のCMでした。ああ、すっきり・・・。



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