私は映画に関する原稿を書かせていただいているわけですが、ふと思ったのが「どれぐらい見ている人が映画にハマっているというんだろう?」という疑問。
ネットで見つけたある女性のプロフィールに
「1年で1000本映画を見ています」
と書いてありました。
ということは、月に80から100本程度見ているということですよね。週にすると20から30本。著名な映画ライターの方で年間1000本見ているとプロフィールに書いてあるのを見たことはあるので、それと同等ってことです。その女性が日中見られる専門職ではないと考えると、DVDで仕事を終えてから毎日2本見て、週末には4本づつ。
・・・すごいですねぇ。。。
私はまだ、年間で200から250本ぐらいではないでしょうか。今後はきっと増えていくと思うけれども、本数を増やしたいわけではなく、幸せな悩みなのですが見たい映画が見ても見ても減らないんですよね。
私が生まれた年よりも前にもいい映画はたくさん作られ、それから現在までも毎年膨大な数の作品が生まれています。そして、現在進行形でも増え続けています。
今年、日本映画はデジタル撮影の普及や映画ブームの影響、若手制作者の台頭などなどさまざまな要因から、300本も製作されたそうです。海外で制作される作品も膨大にあるわけですから、年間300本見ていても、一向に追いつかないわけです。ああ、幸せだけど尽きない悩みです。
「じゃあ、私はこれまで一体何本映画を見てきたのだ?」
昔、同じ疑問を持ったときは、ぴあ刊のぶ厚い映画ガイドの洋画版を買って、ラインマーカーで見たことが映画にラインを引いていました。
しかし、今は便利な世の中です。ちゃあんと自分の見た映画をチェックできるサイトがありました。
ONTV MOVIE
http://movie.ontvjapan.com/
映画のタイトルの一覧データベースに「みた」「みたい」「所有」などのチェックボックスがあり、自分のIDを取得してログインすると、自分の映画リストが作成できる便利ものです。公開の年代・時期別にも分かれているので、「ああ、この頃、この映画とこの映画がほぼ同時に上映されてたんだなぁ」なんてノスタルジーにもひたれます。
膨大なデータベースを引用しているのでやや重いことが難点。
私もざっとですがチェックしてみました。
きっちり網羅したわけではないのですが、チェックを初めて3日目の現時点で1322本。タイトルを見ても思い出せないものが多発しております。チャップリンなんて「チャップリンの●●●」といわれて、何本もあると、まったくわかりません。『モダンタイムス』だと「歯車に回ってくやつ」、『犬の生活』だと「古い靴食べるのだよね~」なんて、子供のころの記憶が蘇ってくるのに、『チャップリンの●●●』というタイトルが出てきたらもうさっぱり。『チャップリンの独裁者』ぐらいしかチェックできませんでした。不覚。
年間にたくさん見てるなぁと思っている方は、この年末のお暇な時間にでもチェックしてみてはいかがでしょうか。私は録画していたドラマを見ながらのながら作業でしたが、かなり時間がかかりました。。。
レンタル候補を記録するためのチェックボックス機能もあり、そのページは携帯からもチェックできるようです。
さて、こちらがきたもとゆうこのリストです。ああ、統一感ゼロ。「好きな映画」と「見た映画」は違いますね。
http://movie.ontvjapan.com/users/kitamocchi