東京国際映画祭一日目

本日より、六本木と渋谷を中心に「東京国際映画祭」がスタート。

今年のキーワードは「Action!for Earth」。地球環境保全というメッセージを掲げ、新設された「TOYOTA Earth Grand Prix」は、エコロジー・地球への関わり方・自然と人間との共生などをテーマにしたノミネート作品から最優秀作品に授与されます。

そんなテーマだけに、プレス用資料のセットをいただいたときのバッグも、エコバッグでした。去年はナイロン素材の黒いトートだったので、がらりと雰囲気が変わりましたね。レッドカーペットも、今回はグリーンカーペットだそうです。
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映画祭のいいところは、上映前の作品を見ることができることです。去年この映画祭で見た西島秀俊主演の「真木栗の穴」は、実は映画祭時には配給先も決まっていなかったそうです。そうして、公開はこの週末からだったので、ほぼ1年かかってようやく見られるわけです。
また、出演者や監督の舞台挨拶やティーチインがたくさんあるので、映画ファンにはたまりませんね。

本日初日に私が見たのは2本。どちらも日本映画でした。公式プログラム入手前だったので、海外作品を吟味しきれてません。今後の作戦はこれから練ります! 去年の「リーロイ!」みたいな素敵な出会いがあればいいなぁ。。。

まずは朝イチで「コトバのない冬」(Echo of Silence」。
俳優の渡部篤郎の初長編作品。

前日3件取材で帰宅が0時過ぎた私には、朝イチでこの超スローテンポな作品はつらかった。。。誰か見た人、感想聞かせてください。コンペティション部門の作品です。

監督:渡部篤郎
出演:高岡早紀、渡部篤郎、広田レオナ
http://www.echo-of-silence.com

2本目は、「青い鳥」。直木賞作家・重松清の短編集「青い鳥」の表題作の映画化です。私は未読なのですが、資料によると主演の阿部寛演じる村内先生は、原作とは一味違う感じのようです。
この作品は、11月29日より新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショーとなります。

<予告編>

原作:重松 清「青い鳥」(新潮社刊『青い鳥』所収)
監督:中西健二 脚本:飯田健三郎/長谷川康夫
出演:阿部 寛 本郷奏多・伊藤 歩 太 賀 荒井 萌 篠原愛美 高田里穂
山崎和也 新木優子 井上 肇 岸 博之 重松 収
http://www.aoitori-movie.com/

今日はまた別件のため、ここで六本木を退場。次は・・・東京コスメティックコレクションへ走りました。



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