お母さんでお姉ちゃんで・・・カメラマンまで。疲労困憊Wedding

この週末は、うちの妹の結婚式のため帰省しておりました。

母が入院したときから含めるともう10年。
父と妹の二人暮らしが終わろうとしていました。

しかし、そんなせつない最後の日をじんわりさせてくれないのが、うちの妹の「なにごとも前日にならないと火がつかない」性質。

結婚式前日だというのに、
指輪をもらいにいって
新婚旅行の予約を確定にいって
指輪交換用のクッションを作って
入口に置くアルバムを作って・・・

感慨ゼロ。
「お父さん、お世話になりました・・・」的なことをやったかどうかも確認しておりません。

「おねーちゃん、セロテープない?」
(自分が会社から借りてきて、返していないセロテープを発見)

「おねーちゃん、リボン持ってない?」
(私の荷物なんて10年ここにないのに、そんなもんあるかー! と思いつつ、偶然にもフォローできた私・・・)

と、私がつきあった時点で日付が変わっておりましたしょんぼり 花嫁は何時まで起きていたんでしょうか?

もちろん、式当日もぎりぎりです。

前夜にいきなり「おねーちゃん、写真撮っといてなー」と軽くはいわれていたんですけどね。

会場の担当の人から「あの。。。貴子さんから写真をお願いされていたのですが、デジカメの電源が切れておりまして・・・。お姉様のカメラで撮っていただけますでしょうか?」

充電しておけよ、妹よ!!
デジタル一眼レフなもので、その人は自分では扱えないと判断して、急きょ公式カメラマンに変身。
しかし、各テーブルの集合写真まで撮るとは・・・。食事をする暇なしです。

ようやく終わったかと思いきや

「では、とても仲のよいお姉さまと一緒に、貴子さんは一旦退場されます」

びっくりびっくりびっくり

・・・どうやら本来は母親の役目のところ、私にお株が回ってきたようです。

カメラマン仕事がひと段落して、ようやくごはん!と思ったら、
うちの親戚一同からは「ゆうこちゃん、全然食べられへんな・・・」と憐れみの嵐。

その後も「お姉さん、貴子さんと一緒に・・・」

「お姉さん、お父さんと一緒に・・・」

とまぁ、三面六臂の大活躍ですわよ。

そんなわけで、自分の写真がほぼゼロの、結婚パーティでした。まぁ主役は妹なんだけどね。
さすがに新郎新婦とともにの退場のお見送りはパスさせていただいて、母の写真とともに私はこっそり抜け出したのでした。

こんなに結婚式で疲れたの初めて・・・

20090210_351646
涙、涙の旦那の横で、カメラを向けられるたびにあほな顔をする妹・・・
まぁ、楽しかったようなので、姉の苦労も報われるってもんです。

・・・後半撮られた写真では、私の顔は確実にひきつってると思いますがね。

あとでデジカメのことを聞いたら、「あー、充電しなあかんなぁって思っててんけどな」とへらっと笑って流されました。
さすが、妹。姉にはそんな綱渡りはできませんよ。。。



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