2009年02月15日 15:15
【2月15日 relaxnews】米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)が自社ブランドのインスタントコーヒー「Via」の発売を検討している。 スターバックスはインタントコーヒー市場……
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大手コーヒーチェーンのスターバックスが3月からアメリカで発売するという話が出てきました。
ネタ元は、Advertising Age。
Should Howard Schultz Be Smiling?
A Look at CEO’s First (Admittedly Recession-Plagued) Year Back Atop Coffee Chain
By Emily Bryson York(現地時間:February 16, 2009)
http://adage.com/article?article_id=134626
あまりにも増えすぎた店舗の削減を進めるスターバックス。記事中ではすでに600店舗を閉鎖したと書いてあります。
数年前にはNYでもワンブロックごとに店舗があるにも関わらず、暑い日にはフラペチーノを求める行列ができていたなんてこともあったのですが・・・。
日本でも店舗売上は伸び悩んでいるようで、2月6日発表のリポートでも、既存店(13か月以上継続して運営している店舗)の売り上げは、2008年2月より前年割れが続いています。
コンビニ展開の商品の販売もしていますが、あまり買われている様子は残念ながら感じられません。対抗馬が150円から180円なのに、スタバブランドのものは210円でちょっと量も少ないとなると、コンビニという豊富な商品のなかで選ばれるのは非常に難しいのが実情でしょうか。
さて、店舗削減の分の増収を狙うためのインスタントコーヒー「Via」の勝負はいかに?
日本国内でも発売はされると思うのですが、インスタントコーヒーの需要が低いコンビニではなく、家庭向けのスーパーへの参入になるのは必然。それに、コンビニのチルド製品の製造はサントリーですが、サントリーはインスタントコーヒーはやっていないので、輸入するor日本のメーカーと組むことになるはず。
アメリカでの発売開始は3月だといわれていますが、まずはその味と価格付けに対する評価が楽しみですね。
アメリカで失敗したら、日本参入はあり得ないわけですから・・・。