Tシャツをデザインして世界に打って出る? UTデザインコンテスト、次のモチーフは「コカ・コーラ」

ユニクロのTシャツを一般応募者がデザインする「UT GRAND PRIX」。

次回「UT GRAND PRIX 2012」では、コカ・コーラとコラボレーションし、この世界的なブランドからインスピレーションを受けたデザインを募集しています。

グランプリ受賞者には賞金1万ドル。

歴代のユニクロの各種アワードの審査委員を振り返ると、日本からは佐藤可士和氏、草間彌生氏、海外からもLADY GAGAのスタイリストのニコラ・ファニケッティなど、多彩な顔ぶれが選んできました。

コンテストが「UT CANNES LIONS GRAND PRIX2010」とし、カンヌ映画祭とのコラボレーションでカンヌをテーマにしたあたりから作品傾向にも変化。応募数も全61カ国から3,598点となり、対世界のコンペへと歩み始めました。
また、ユニクロの世界展開が加速していったこともあり、本格的にワールドコンペ化。

ちなみに、前回の「UT GRAND PRIX 2011」のテーマはミッキーマウスとミニーマウス。
応募総数は世界60ヶ国から5875点で、受賞者は香港人でした。

このときはミッキーとミニーというキャラクターで、スタートラインはほぼ同じでした。

しかし、今回のコカ・コーラは、文字デザインと、ボトルや缶などのアイテムという、モチーフとなるスタートが2つ存在します。昨年よりもより多彩な応募作品が集まるのではないでしょうか。
例年どおり、10人のファイナリストのデザインが全世界のユニクロにて販売されます。

全世界型のコンペで、商品化まで決まっているわりに、意外と応募数が少ないUTデザインコンテスト。
「吉野材」を使った「暮らしの道具」デザインコンペが200超の応募数だったことを考えると、世界的に募集しているわけだし、実物の製作の必要はないわけだから、前回で1万ぐらいはあってもいいと思うのですが…

頼むから、Tシャツにコカ・コーラのしみ、みたいなのはやめてほしいなぁ。
誰かは確実に応募しそうだけど、そういうの飽きちゃったよ。

締め切りは2011年9月12日(月)23時59分(※アメリカ東部標準時23時59分59秒まで)です。

詳しくはこちらから。

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