UIA2011東京大会／第24回世界建築会議 Networking Welcome Party

MA（未確認動物）じゃないです

UIA。

UIA大会（世界建築会議）は1948年にスイス・ローザンヌで誕生。

それからほぼ3年に一度、世界の各都市で開かれて、今回初の日本での開催を迎えています。

先の大震災に限らず、世界は、そして人類は、天災と無縁ではいられません。

１週間という開催期間で、講演やセミナー、プレゼンテーション、ワークショップ、展覧会、ツアーに、世界中から集まった有名な建築家や技術者、研究者、学生たちが約１万人も参加するそうです。

「これからの建築や都市のあり方」について交わされるプログラム・セッション。
震災という現在進行形の事態に、これからの建築がどう向き合っていくのか。興味深い議論が交わされるのではないでしょうか。

今日は、こちらのウェルカム・ネットワーキングパーティが開催されました。

被災地からの生中継、目玉だったはずなのですが…

会場の５割は日本人以外という状況で、あまり見ている人もいなく…日本語を理解できる私でも、中継ステージ前でも話についていけない。
モニターが設置された椅子のあるスペースの人とかのほうが理解できていたかもしれませんが、やっぱり通訳必要だと思います。

会場は六本木ヒルズの53階だったので、夜景をバックに写真を撮っている人が続出。
でも、東京タワーをわざわざ入れて撮ろうとしているのは日本人ぐらい。
中国人っぽい人は、カップル写真的に撮り、日本人の彼女を連れていたヨーロピアンは、夜景を前に愛を語らっていました。。。

会場では、日本酒が振舞われていました。
素敵な日本酒の数々だったのですが、日本語の資料はあるものの、英語版がなく…これまたザンネン。
大プロモーションのチャンスなのに！

公式プログラムは参加費用がかかるのですが、無料プログラムも開催されます。

たとえば、２７日夜に開催されるこちら。

ディスカッションへの登壇者は以下の方。

[Panelist]
藤原徹平(Teppei FUJIWARA)
建築家。1975年横浜生まれ。隈研吾建築都市設計事務所勤務、現在同事務所設計室長。フジワラテッペイアーキテクツラボ代表。NPO法人ドリフターズインターナショナル理事。横浜国立大学非常勤講師、東京理科大学非常勤講師。

[Panelist]
玉置順(Jun TAMAKI)
建築家。1965年生まれ。鈴木了二建築計画事務所、根岸一之建築設計事務所を経て、一級建築士事務所玉置アトリエ開設。奈良女子大学非常勤講師、近畿大学非常勤講師。

[Moderator]
倉方俊輔(Shunsuke KURAKATA)
建築史家。1971年東京生まれ。大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻准教授。主に日本の近現代建築の歴史と批評に携わる。単著に『吉阪隆正とル・コルビュジエ』、共著に『建築家の読書術』、『東京建築ガイドマップ』他。

詳しくはこちらにて。

21時からは懇親会が行われるそうです。

私は残念ながら別の予定が入っているので、伺えそうもないのですが…
建築関係の方、地域社会づくりに興味のあるかた、参加してみてはいかがでしょうか？

登壇される玉置さん。実寸はぜひ会場でご確認くださいw

そのほか、無料プログラムもあるのですが、安藤忠雄さんのものは早々に満席になった模様。

●公開プログラム
安藤忠雄　「若者に語る／建築とは何か」
9月26日(月)　午後7時-午後9時会場東京国際フォーラム　ホールA

●テーマセッション
3これからの環境建築を考えるテーマセッション
4自然と共存しうる技術とは何かテーマセッション
5ネットワーク時代の建築家像と建築家の職能日程
9月27日(火)　午前9時-午後4時30分会場東京国際フォーラム　ホールA

●「都市創造-再生日本のグランドデザイン」
日程9月25日(日)　午後2時-午後5時20分会場COREDO室町日本橋三井ホール

● アジア都市サミット：　災害を超えてアジアの持続可能な未来都市
日程9月27日(火)　午後1時30分-午後5時会場COREDO室町日本橋三井ホール

● 世界建築雑誌編集長会議「世界の建築とジャーナリズム（メディア）の未来」
日程9月29日(木)　午後1時30分-午後5時会場COREDO室町日本橋三井ホール

プログラムへの参加登録はこちらから。

このほか、興味深い関連イベントが都内の丸の内・東京国際フォーラム・六本木ヒルズを中心に開催されます。

デザイン好きにもおすすめですよ。

KITAMOCCHI TIMES