てすと

舞台「オーデュボンの祈り」を観てきました

昨夜は三軒茶屋にある世田谷パブリックシアターへ「オーデュボンの祈り」を観にいってきました。

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作家・伊坂幸太郎さんのデビュー作を舞台化。

伊坂幸太郎さんの作品って、映像化・舞台化が難しいものが多い気がします。
恥ずかしながら「オーデュボンの祈り」は、未読です…

映画でも同じなのですが、原作を読んでいると脳内に自分にとってのキャラクター像が出来上がっていて、それと大きく乖離してしまうと作品の良し悪しよりもそっちが気になって拒否感を感じてしまう場合があります。
私は読んでいないため、それはなし。

逆に、鑑賞後、「ああ、あのキャラクターは舞台ではああだったけれども、原作ではどう表現されていたんだろう」なんて思い返すものが頭のなかでぐるぐる。
10人の個性的な役者さんたちが、出ずっぱりではなく、さまざまな「魔法」を使って作り上げた作品は、驚きだらけです。

情報誌の仕事をしていると、事実を「わかりやすく」「噛み砕いて」「手には触れられないけど、少しでも伝わるように」あらわすことが大切だと思っています。

でも、舞台は、小説とは違い、生身の人間はいても、それ以外はフェイク。

フェイクの山や川や家を背負いつつ、言葉をつむがなくてはならないです。視覚で「それ」は本物ではないと知っているのに、あたかも存在するかのような世界に引きずり込まなくてはならない…

この日は終演後に出演者と脚本家によるアーティストトークも行われたのですが、そこでラサール石井さんが「初日からもすでにずいぶん変わっています。そもそも初日までに完成しておけってはなしですが…」というお話をされていました。

ふー。まだまだ整理できてないなぁ。まぁ、備忘録なので、ごちゃごちゃの段階のメモってことで。

この舞台は、今後、北海道や大阪、そして伊坂さんがこの作品の舞台の近くと書いている宮城県仙台市でも上演されます。

終演後、石井正則さんにご挨拶に行ってきました。

どうしても観たくって、石井さんにメールしてお願いしちゃったのです…。お手数をおかけしました。

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石井さんとお話すると、いつも趣味の話になります。
常に新しい趣味、それもとんでもない級までハマっている話を熱くしてくださるのですが、今回は珈琲でした。

がんばってくださいー

あ、東京会場の世田谷パブリックシアターでも10月12日まで上演中です。日によってはまだチケット購入できるようなので、ぜひに!

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昔、何かを観にきたはずなのですが、何だったのか…10年以上前なのは確かです。

2階以上の席は円形になっていて、手すりの造形とか、あえてレトロに作ってあります。

写真撮影禁止なので、こちらで雰囲気をなんとか掴んでもらえると…

舞台「オーデュボンの祈り」
http://www.ishii-mitsuzo.com/info/ishii/web/index.html
原作:伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(新潮文庫刊)
脚本:和田憲明
演出:ラサール石井
出演:吉沢 悠/河原雅彦、石井正則、小林 隆/武藤晃子、小泉深雪、寺地美穂、町田マリー/春海四方、玉置玲央、陰山 泰/筒井道隆

企画協力 新潮社
企画製作 石井光三オフィス

東京:世田谷パブリックシアター2011年9月30日(金)~10月12日(水)
北海道:札幌教育文化会館2011年10月19日(水)
大阪:サンケイホールブリーゼ2011年10月22日(土)・23日(日)
宮城:電力ホール2011年10月25日(火)



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