FENDI ― UN ART AUTRE Another Kind of Art, Creation and Innovation in Craftsmanship ～フェンディもうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡～

画像は外観だけなので、備忘録としてですが。

出国前日の、閉館1時間前に滑り込みで見に行ってきました。

「FENDI ― UN ART AUTRE Another Kind of Art, Creation and Innovation in Craftsmanship ～フェンディもうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡～」

フェンディ社が創業以来扱い続けてきたファーを、カール・ラガーフェルドのデザイナー就任でほかの素材と同様に扱い、デザインすることで、毛皮という文化を新しいステージに導いたその軌跡がたどれる展示でした。

最初は、歴代の作品となるコートやドレス。

次の部屋では、実際に職人がその妙技を見せ、複雑なカッティングを実現するまでの型紙のデザイン画などを展示。
この職人さんが日本語が激ウマ！

今回の展示の作品集、見てみたかったなぁ・・・

会場となったのは、東京藝術大学の美術館。どこの駅からも遠くて大変・・・
あらかじめ前売り券を買っておくと、巡回バスが200円割引になるそうです。

同時開催されていた、東京藝大の所蔵展では、小磯良平の修復完了したものの作品などが展示。洋画が多めでした。

面白いのが、そのエピソード。通常はどこで描かれたとか、モデルは誰か、などなのに、

ある日本画家の作品の武士の下唇がほかの部分とのバランスが合わないと、岡倉天心にいわれたのに、最後まで直さなかった

とか

小磯良平が人物画を描くのに、なかなか筆が進まず、見るに見かねた親友がラグビーウェア姿でモデルになった

など、人間味がある説明が添えられていました。筆のタッチや表現力などよりも、親しみがあっていいですね。

こちらは、5月6日まで開催中です。

FENDI ― UN ART AUTRE Another Kind of Art, Creation and Innovation in Craftsmanship ～フェンディもうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡～
会期: 2013年4月3日（水）- 4月29日（月・祝）
午前10時 – 午後5時（入館は午後4時30分まで）
http://www.fendi.com/jp/furexhibition

藝大コレクション展―春の名品選―
会期: 2013年4月5日（金）- 5月6日（月・祝）
午前10時―午後5時（入館は午後4時30分まで）
休館日: 毎週月曜日
* 4月29日（月・祝）、5月6日（月・祝）は開館
会場: 東京藝術大学大学美術館　展示室1
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2013/collection2013sp/collection2013sp_ja.htm

KITAMOCCHI TIMES

きたもとゆうこの頭のなか（仮）／Yuko Kitamoto's SITE

FENDI ― UN ART AUTRE Another Kind of Art, Creation and Innovation in Craftsmanship ～フェンディもうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡～

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