Nonfiction film “FLYING BODIES” by director Hiroyuki Nakano

口コミで評判を呼び、公開が拡大中の映画「FLYING BODIES(フライング・ボディーズ)」。

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先日、1日に1回しか行われない回を観に、テアトル新宿にいってきました。

I saw the Short Film “Aomori University Men’s Rhythmic Gymnastics Team” at Theatre Shinjuku.
It’s a nonfiction film of the July 18, 2013, performance by the Aomori University Men’s Rhythmic Gymnastics Team at Yoyogi National Stadium’s Second Gymnasium.

ポスターの写真を撮ったのですが、反射してきれいに撮れなかったので、オフィシャル写真をいただきました。
ついでに、そのほかの場面写真も個人ブログなのにご提供いただいちゃった~ 感謝!

この映画は、デザイナーの三宅一生さんが企画し、青森大学男子新体操部の27人の学生がその肉体を使った演技を2013年7月18日に代々木第二体育館にて披露した舞台とその完成するまでの軌跡を追ったもの。

当初は映画化などは予定していなかったそうです。

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作品が完成までのストーリーから、技術を磨く教えで育ってきた彼らが、青森の地で新しい新体操に出会う喜び。

男子新体操はスポーツの中でも層はまだまだ少なく、オリンピック種目にもなっていないので注目度もまだ低いです。でも、幼少の頃からその魅力に見せられ、連続優勝を重ねる青森山田高校、その卒業生も進む青森大学で技術だけでなく、心も磨く日々。遠くは宮崎県からやってきた彼らがなぜ新体操をするのか?

その熱に呼応するように、当初は別の予定をいれていた三宅一生さんも、海外出張までも取りやめ、この衣装作りに専念。

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作品を作るのは、ブロードウェーでも活躍する演出家のDaniel Ezralow(ダニエル・エズラロウ)さん。舞台スパイダーマンの演出家!

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練習とは違うことに時間を割くチャレンジに、くさってる子がいてもおかしくないのに、キラキラしている男子たちが素敵!!!

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ちょっと心にもやもやするものを持っていたのですが、彼らの姿を見ていたらすーっと洗い流されたようにスッキリ!!!

Open Reel Ensembleの音楽も演出にピタリ。

好評につき、上映期間も12月20日まで延長。

大阪のテアトル梅田での上映も決まったそうです。

この感動はぜひ劇場で観て欲しい!!!
心のお洗濯にもぴったりなので、残り1週間の上映期間中に駆け込むことをお薦めしまっす。

FLYING BODIES

全国制覇をめざし日々練習に明け暮れる青森大学の男子新体操部に、ある日突然、東京公演の話が持ちかけられた。バック転や宙返りが取り柄の純朴でシャイな若者たちに課せられたのは舞台スパイダーマンの演出家・Daniel Ezralowからの思いもよらぬミッションだった。未知の体験に戸惑い、泣き笑いながらひたむきに挑戦する練習の日々。そして彼らを支えるコーチ陣の情熱と隠された苦闘の秘話……。そしてついにやってきた公演本番に若者たちの心と技と体がピークに達する。3ヶ月に及ぶ練習から公演本番まで、カメラを片手に見守り続けた中野裕之監督がつづる感動のノンフィクションが、明日への希望を語りかける。

テアトル新宿
12月14日(土)~ 12月20日(金)連日2回 午後12:20 ~・午後 21:15 ~
http://www.flyingbodies.jp/



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