無人島プロダクション8周年記念展「無人島∞」／ MUJIN-TO Production 8th Anniversary “MUJIN-TO infinity”

日本の現代アートの注目株が多く所属する「無人島プロダクション」。

所属アーティストの作品はあちこちの展示で見ていたのですが、初めて本拠地にいってきました。

（という割には、外観の写真がない・・・）

8周年記念展示のレセプションデーで、ちょうど仕事の谷間になったという友人の料理研究科のあっこさん夫妻も一緒に。
実はこちらに所属している版画家の風間サチコさんは、あっこさんのリアルお姉さま☆

あとお兄様を見たら、風間三姉妹・・・ではなく、三兄姉をコンプリートです。

●無限軌道

●メタフィジック尺八

いずれも、今回のテーマである「無人島∞」で、キャタピラーは本物のキャタピラーを組み立てて、ねじるのが大変だったそうです。

あっこさんの妹ならではの作品評付きで最高でしたー。まさか、モチーフ選びにそんな裏話が・・・（笑）

風間サチコさんは版画というと何枚も刷ってエディションを作るところ、１枚しか刷りません。この2作も、オープニング時点ですでに予約済み。

そして、無人島プロダクションといえば、やっぱりChim↑Pom？

今回は「下町のＰａｒａｄｏｘ」という作品を展示しています。

お掃除ロボットを改造し、ちょっと薄めた黒い塗料を出しながら、床を塗っています。

友達が撮った動画や実際はもっと愛らしかったんだけどな・・・

八谷和彦さんの作品「カイ・クライド」は、風の谷のナウシカの一場面を体験できるアート。

Kazuhiko Hachiya [Kai&Kui ride]

※イメージ

ジョーバに乗っての体験は、八谷さんがいる週末のみ。オープニングではまだ調整中で体験できず・・・

ほかにも、所属アーティストの作品がぎっしりと。久々にアートギャラリーでのオープニングに行きましたが、やはり作家ご本人とお話できるのは楽しいですね。

以前に取材でミヅマ・アートの三潴さんがおっしゃっていましたが、「現代アートギャラリーのいいところは、生きている作家の作品が買える」ところ。

美術館がキュレーターが美しさや物語性を整えたあとならば、アートギャラリーはアーティスト本人がアツアツのまま提示する場。とくに、今回のような同じテーマで新作を出す場合、お互いが刺激し合い、その温度がより高くなるのも面白い。

その熱を、同時代に、無料で味わえる瞬間。

無人島プロダクション8周年記念展「無人島∞」
会期：2014年8月8日（金）－2014年9月15日（月・祝）
会場：無人島プロダクション／SNAC
Opening Reception：8月8日（金）18:00～20:00
135-0022 東京都江東区三好2-12-6 SNAC内
www.mujin-to.com
アクセス：地下鉄半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩2分
都営大江戸線「清澄白河駅」A3出口より徒歩4分
Open：火～金｜12:00-20:00 ／土・日・祝｜11:00-19:00

KITAMOCCHI TIMES

きたもとゆうこの頭のなか（仮）／Yuko Kitamoto's SITE

無人島プロダクション8周年記念展「無人島∞」　／　MUJIN-TO Production 8th Anniversary “MUJIN-TO infinity”

関連

【ART/DESIGN】の最新記事

共有:

関連

【ART/DESIGN】の最新記事