SUGARABO須賀洋介シェフと3人のゲストシェフによる一夜の饗宴「夢のレストラン EPISODE 12 in TOKYO」

年末になると会食が増えるのですが、この日はかなりのクラスアップ。

場所はアンダーズ東京の51階。

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まずは、Chef’s Studioでシャンパーニュをいただきながら、着席の時を待ちます。

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写真は控えたのですが、周囲はロングドレスを着た方や、ゴージャスな方だとティアラ(!)のアクセサリーをつけている方までいらっしゃいます。

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今回は雑誌「婦人画報」と「Master Card Priceless Japan」が贈るクリスマス ガラ ディナー。これまでにも11回開催されてきた夢のレストランのスペシャル・エピソードとして和洋4人のシェフによるスペシャルなメニューでの競演。

今回のテーマは「かけがえのない食の国、ニッポン」です。

パーティの総指揮は、紹介制のうえ、なかなか予約がとれないレストラン「SUGALABO」の須賀洋介さん。

お一人をお店以外に呼ぶだけでも贅沢なパーティなのに、さらにゲストシェフとして「京都吉兆 嵐山本店」(京都)の総料理長 徳岡邦夫さん、「アル・ケッチァーノ」(山形)の奥田政行シェフ、2014年にオープンしたばかりの「Cenci(チェンチ)」(京都)の坂本健シェフが参加しているなんて・・・。

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これだけのシェフがクリスマス前のこの時期にお店をあけていいの?と心配になるほど。この日が月曜日で、アル・ケッチァーノとチェンチはお店がお休みだったのでそのタイミングに合わせたのでしょうね。

会場の照明が演出なのかかなり青くて、写真の色目がいまいちなのが残念ですが・・・一夜限りのメニューはこちら。

こちらはアミューズ・ブーシュ。各シェフが1品ずつ。

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食べ方としては最中になったものから時計回りに、という指定がありまして。

Amuse Bouche
●キャビア最中 by 須賀洋介シェフ Caviar by Chef Yosuke Suga

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ついに・・・SUGARABOの味を体験!

お店にいった方がアップしている画像でいつも見ていた、このオリジナルの焼印がつけられた最中。外の皮の部分は京都の末富のもの。今回はなかみがキャビア。といっても、キャビア以外にも何か入っていたのですが・・・すみません、味は覚えているのですが、正確な中身を忘れてしまいました。

スタート時のワインの「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2000」とともに、そのまま手でパクリと。


●京野菜 by 徳岡邦夫シェフ

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●八幡平サーモン by 奥田政行シェフ

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●ペルシュウ by 坂本健シェフ

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一瞬フレッシュチーズ?と思ったほどじゅわっと濃厚なラ・フランスをハムとともに。

次は前菜。とはいえ、前菜だけで5皿(!)もあり、長旅でのお供に「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2000」に加え、「満寿泉 純米吟醸 雄町 リミテッドエディション」も登場。

●鮪・甘鯛と鮟肝・穴子 by 徳岡邦夫シェフ

●すっぽん・白菜 by 奥田政行シェフ

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●蟹 by 徳岡邦夫シェフ

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●鮑・百合根 by 坂本健シェフ

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こちらが今回の一番のお気に入りでした。

百合根は我が家ではお正月の茶碗蒸しでしか登場しない食材なせいか、新年のイメージを植えつけられています。ザ・和食!な食材だと刷り込まれたものを、手打ちのパスタと合わせたのは口の中でどちらもしっかり食感はあるものの、ほどけていくようなやさしさ・・・。

ここで、チェリストの溝口肇さんによる演奏のひととき・・・

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そしていよいよ(いや、ようやく?)、メインへ突入!

ワインは、ハースト婦人画報社だけに、ハーストランチ・ワイナリーの「シャルドネ グレイシャーリッジ 2011」。

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●「伊勢海老・大豆」by 奥田政行シェフ

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●「牛・海老芋・九条ねぎ」by 坂本健シェフ

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こちらはBaron Philippe de Rothschild S.A.(バロン・フィリップ・ド・ロスシルド)(表記をバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドとするところもありますね)の「シャトー・ダルマイヤック」の2011年と。

海老芋をこんなに大胆に・・・先ほどのパスタといい、チェンチ、ますます気になります。

私にとってはどんなに満腹でも食べたいデザートはこちら。

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須賀洋介シェフによる「ピュッシュ・ド・ノエル」。

ここまでお腹みっしり・味もぎっしりの我々にやさしい、メレンゲ仕立てのケーキ。

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これも、お行儀が悪いですが、もうちょっと食べたい・・・というもの。皿盛りデセールだから提供できる繊細さ。

口のなかで噛む前に消えてしまう淡雪のようなテクスチャー。

最後はすばらしいシェフの皆様と写真を撮っていただきました。

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ああ、いま思い出しても口のなかで味が踊っています・・・。

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