【三鷹】中華そば みたかのワンタンメン(600円)と遠い昭和にタイムスリップ

我ながら、食いしん坊だなぁと思う。

ダイエットしなきゃな、と思いながらも、取材で普段行かない街に行くのが決まると、その前後でなんとか美味しいものを食べることを考えてしまうのです。

これは、東京に住んでから適当に飛び込んだ店で「美味しかった!」「いい店見つけた!」という経験がゼロだというのが一番大きい。

実家のある大阪でもイマイチなお店はあれども、価格は安いので「まぁ、しゃあないな」ですませられるのですが、花のお江戸東京プライスではつらいのです。

そんなわけで、三鷹取材で目を付けたお店は2つ。お腹の具合と舌の気分により、今回は「中華そば みたか」へ。

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ビルの地下飲食街にある、ラーメン店です。

この写真では結構並んでいますが、お手洗いにいって戻ってきたら1人になっていたので、回転率はいいようです。

店内は厨房をコの字型にカウンターが囲んでいるのですが、鍋は中身がのぞき込めるぐらいの高さになっていて、臨場感たっぷり。

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以前あった「中華そば 江ぐち」という店の味を弟子の方が引き継いで経営しているそうです。

江ぐちについては、人気漫画「孤独のグルメ」の作者久住昌之氏による著書で広く知られるようになったとか。

ワンタン麺で600円って、安すぎ! 三鷹って飲食価格は都心より低いのかと思いきや、やはりここが特別なようです。

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粉もん オン 粉モン という組み合わせ。

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麺は自家製なのでしょうか、中国大陸っぽいというか、スープを吸い込む率が高い、良くいえば食べ応えがあって、悪く言えば粉っぽいかんじ。

でも、なんでしょうな、最近のラーメンにはない、お腹を満たす「中華そば」は、まだいまみたいなラーメンブームではなかった頃に誰と比較するわけでもなく、それぞれのアイテムを素直に作ったものを組み合わせた昭和にタイムスリップしたかんじがします。

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中華そば みたか
東京都三鷹市下連雀3-27-9 ニューエミネンス B1F



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