細胞に刺激を加えてコラーゲンを増やす! メカノバイオロジーって?

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本日はReFaの発表会へ。

発表会の冒頭に登壇したのは、日本医科大学形成外科の小川令主任教授。

病院では形成外科、つまり、生まれつきや事故、病気などで肌や身体の一部に問題が生じている人を手術などで“形成”する外科治療を行っているのですが、ReFaとの共同研究のなかで着目したのが

 

メカノバイオロジー

 

というもの。

メカノバイオロジーとは、生物の最小単位である「細胞」の生命活動が重力や大気圧など、地球上のあらゆる「物理的環境」によって多大な影響を受け、生理的機能や制御機能が応答・敵億することを研究する学問(日本医科大学形成外科 小川令 主任教授)。

そのなかで、細胞に加わる伸展や圧迫などの機械的刺激のこと、いわば皮膚刺激のことを「メカニカルストレス」といい、それは医療現場だけでなく、美容の部にゃからも注目されているそうです。

そもそも細胞には、力を感じるセンサーがあって、メカニカルストレスを受けた線維芽細胞は活性化され、美容マニアならずとも気になるコラーゲンの産生促進を促しています。

つぶされたり、ひっぱられたりする物理的刺激が細胞は嫌い。その一例が、丁寧にしたのに残る治療痕。傷跡が皮膚がひきつれたように残ったりしますよね? むしろ刺激を与え、コラーゲンを産生させることで傷はきれいに治すことができるそうです。それを応用して、以前はきれいに傷口を縫っていたものを、あえて大きくジグザグに縫う。一見すると傷を広げているように見えますが、そのほうが最終的には傷跡が残らないという実例で紹介されました(写真で見せられないのが残念ですが、すごいよ)

 

そして、これがどうReFaと関係あるかってことなのですが、ReFaという美容ローラーによるつまみ流す動きも、細胞はメカニカルストレスと捉え、コラーゲン産生に寄与されていることを発見。

 

美容ローラーによるローリング作業が、線維芽細胞の働きを活性化し、加齢による衰えた肌のハリや弾力、リフトアップに効果をもたらします。

 

ReFaファミリーたち。

・・・最近さぼってるけど、ReFaで顔のローリング、ちゃんとやらなきゃ!

 

 



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