大阪出身で京都の大学に通っていた私からすると、東京で話題の食べ物はいつもメディアを通じて「食べたいわぁ」と眺めていたものでした。次々と話題のスイーツを送り出すデニーズさえ、関西には普及していない時代。でも、行列してまで食べるのってどんな感じなんだろう?と思っていたのです。なにせ大阪で行列ができるといえば、当時でもりくろーおじさんと551蓬莱ぐらい。基本、待てない性分の大阪人からすると、最近の2時間待ちなんてものは異文化中の異文化です。
大阪出身で京都の大学に通っていた私からすると、東京で話題の食べ物はいつもメディアを通じて「食べたいわぁ」と眺めていたものでした。次々と話題のスイーツを送り出すデニーズさえ、関西には普及していない時代。でも、行列してまで食べるのってどんな感じなんだろう?と思っていたのです。なにせ大阪で行列ができるといえば、当時でもりくろーおじさんと551蓬莱ぐらい。基本、待てない性分の大阪人からすると、最近の2時間待ちなんてものは異文化中の異文化なのです。
そんな2時間待ちをオープンから年数を重ねていまだに表参道の店舗で記録する日もある「アマムダコタン」が京都にオープンします。
運営会社のpeace put(旧社名 ヒラコンシェ)では、アマムダコタン以外にも、アイムドーナッツ、ダコ―など様々なブランドを展開していますが、アマムダコタン名義ではこの京都が国内最後の出店になるそうです。
代表の平子良太さんによると、物件は2年間探し続けていたそうです。ようやく納得のいく京都らしい物件に出会い、今回のオープンを実現。そして、どうしても自分たちの魂を色濃く届けるには、国内では3店舗までと決めていたそうです。
京都店は町屋をリノベーション
アマムダコタンといえば、ベーカリーですが、パンが際立つ明るいライティングではなく、まるで童話の森のパン屋のような独特の雰囲気が特徴。同社によると店内は“架空の世界”をイメージ。お店に入った瞬間から、お客様自身が物語の主人公になったかのようなワクワクする空間を創り出せるよう、パンの陳列から店内装飾、BGM、スタッフの見え方など細部にまでこだわった店舗づくりがおこなわれています。
店内装飾は代表の平子さんと繋がりのある、名古屋のフラワーデザイナー則武潤二さんに依頼。和モダンをテーマに、京都をイメージした空間をドライフラワーなどで演出します。
アマムダコタン京都限定のパンも販売
アマムダコタン福岡本店、表参道店で人気の商品に加え、新食感食パンの発売や、京都の食材を使用した京都限定商品を含めた約120種類をラインナップ予定。
新食感食パン「レア食パン」は「生」を超える、よりふわふわな新食感『レア食パン』を新たに開発。生ドーナツの生地であるアマムダコタン自慢のブリオッシュ生地を1年以上かけて改良。卵をたっぷりと使うブリオッシュ生地は、コクのある味わいと引き換えにパサつきが増してしまいがちですが、粉の配合や発酵時間、焼き時間や温度を細かく調整することで、これまでにない食感を再現することに成功。割ろうとすると指が沈んでしまうくらいの「生」を超えるふわふわ新食感、また他にはない「珍しい」ということから、『レア食パン』と名付けられています。
試作期間中も幾度となく失敗を重ねたどり着いた、これまでにない食感のレア食パンは、アマムダコタンの職人の技が光る渾身の新商品。京都店に行ったら、まずこれははずせないですね。
amam dacotan京都(アマムダコタン京都)
・住所:京都府京都市中京区骨屋町141番地
・営業時間:11:00~19:00
・定休日:不定休(Instagramにてお知らせ)
・Instagram:amam_dacotan_kyoto ( https://www.instagram.com/amam_dacotan_kyoto/ )
・アクセス:烏丸御池駅より徒歩約5分