ルノワール+ルノワール展を見に、Bunkamuraミュージアムへ行ってきました。
父である画家ピエール=オーギュスト・ルノワールと映画監督となった息子ジャン・ルノワール。二人の代表的な作品を同時に並列して紹介する展覧会です。
http://www.ntv.co.jp/renoir/
もともと2005年にパリで開催されたものをオルセー美術館の協力のもと、日本にて開催するってんだからすごい。「ウルビーノのヴィーナス」展ほどわーわー言われていませんが、日本で「田舎のダンス」や「ぶらんこ」が見られるのは本当にすごい! おまけに、平日の夕方に行ったので、わりとゆったり見られたので大満足でした。あとは「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」があったら、ジャンの作品「フレンチ・カン・カン」との比較もできて完璧なんだけどなー。まぁ、それでなくとも15点もオルセーから持ってきているわけで、これまで出しちゃったらルノワールファンは今年オルセーに行かなくなっちゃいますよね。
展示方式も、パパ・ルノワールの描いたこの絵の風景は、息子・ルノワールのこの映画に出てくる場面と関連があるなど、並列されています。正直ジャン・ルノワールの作品はまだまだ手を出しきれていないのですが、逆にこういう解釈を知ってから見るのも面白いかもしれません。
東京では、2008年2月2日(土)- 5月6日(火)で開催中です。
その後、巡回展として京都でも開催されます。
2008年5月20日(火) -7月21日(月・祝)
京都国立近代美術館 (京都市左京区岡崎公園内)
京都国立近代美術館のある岡崎公園はゆったりしていていいところですよ。
私のお気に入りは、図書館です。私が小学生の頃行ったときは古い小学校というか、懐かしい銭湯というか、なんとも言えないいい風情の木のロッカーに荷物を預けた思い出が。
また、今回の展覧会限定で「ルノワールリカちゃん」を販売。
(c) 2008 TOMY
「ぶらんこ」の女性と同じドレスを着たリカちゃんは1体1万2000円で、1000体限定だそうです。会場での限定販売で、東京会場では予約、京都会場ではその場で販売されるそうです。って、私が行ったときは見当たらなかったぞ。東京分はもしかしてもうないのかなぁ。バービーだったら確実に買ってました。ある意味、私にとってはセーフ?