「探偵ガリレオ」シリーズの最新作「聖女の救済」にようやく手をつけました。
聖女の救済
で、手を出したら止まらなくなって、朝7時…。
いや、そもそも読み始めたのが3時だったのが悪いんですけどね。
しかし、私は間違いを犯してしまいました。
ここまでシリーズを順番どおり読んできたのです。
どうやら、正しくは次に「ガリレオの苦悩」という短編集を読まなくてはいけなかったのです
そんなことに気がついたのは、読み終わって、巻末についている「ガリレオシリーズ」の作品紹介にて・・・
完全に読み終わってました。
テレビドラマシリーズでは早々に登場していた女刑事・内海薫が登場しています。登場の雰囲気からして、短編のどこかで初登場したようです。
まぁ、読み終わってしまったものは仕方がないのですが、内海薫の存在を除いては、特に順番が逆になっても問題はないようです。(←と、短編を読む前の推測ですが)
犯人は冒頭で明かされます。
結婚1年経っても子供ができないため、前からの約束だからと夫から離婚を告げられた妻。
妻は引き出しに隠した白い粉を思い浮かべ「あれを使うしかなさそうだ」と思う。
その後、殺された夫。しかし、そのとき妻は遠く離れた北海道にいて、完全なアリバイがあった。
どうやって殺したのか? というトリックを探偵ガリレオとともに追うドキドキ感は、最後に同性としてぞくっとする話で終わりを迎えます。
睡眠削って読んでも満足な1作でした。
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