一足先に展示が始まったのが、西麻布のギャラリー ル・ベインにてスタートしたオランダのデザイナー6組による展示「トレジャーハント:心を捉えるものは何?」’Treasure Hunt-Vanitas or Humanitas’
「全世界に影響を及ぼした経済不況は、私たちにとって大切なことは何か?を改めて考える機会であるかもしれません。」
というのが今回のコンセプト。
展示作品もそれぞれ個性的で一見の価値ありです。
隣人と仲良くするにはどうすればよいのか?
オランダでも移民問題は深刻なようで、隣に住んでいながらも言葉や文化の違いからコミュニケーションがとれず、トラブルになる事例が多々あり、それを解決するためのデザインアイテムを作るというプロジェクトの屋台。デザインしたマルタン・エングルプレクトは、人の行動心理を観察してプロジェクトを発表するクリエイティブチームEGBGのメンバーです。
隣人版ウォーク・オブ・フェーム。これでお隣さんをいい気分にさせちゃう?
力技でいっそのこと・・・というアイテムも。
ほかにも面白アイテムが並んでいます。値段がついていますが、基本的に非売品。
私はアーティストの人に「面白いねー、いいねー」といったら、Tシャツとらくがき用のチョークとクッキーをいただきました。おそらく、来場者中MAX数。彼の何にハマったのかは、謎。ほとんど話してません(笑)
Niels vanEijk + Miriam van der Lubbeのウォールナットのテーブル。細工が素晴らしいのですが、彫っているのはインドネシアの技術者だそうです。
左側が彫ったもの、右側が彫る指示が入った状態となっています。
この作品の裏テーマとして、インドネシアの技術は素晴らしいけれども、インドネシアから出荷される家具は膨大にあるのですが、戻ってくる船はカラッポ・・・。その燃料の無駄を活用し、アメリカからウォールナットを運び、制作しています。
ベルトヤン・ポット”リヴォルビング・シャンデリア”
Bertjan Pot”Revolving Chandelier”
ストゥディオ・ウィーキ・ソマーズ ”チャイニーズ・スツール”
Studio Wieki Somers”Chinese Stools”
オランダのデザイナー6組による展覧会
「トレジャーハント:心を捉えるものは何?」
‘Treasure Hunt-Vanitas or Humanitas’
10/27(tue)-11/13(fri)
11:00-19:00(最終日は16:00まで)
月曜定休 入場無料
※11/2休廊