金曜日の夜は、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2011の上映へ。
今年で13年目を迎えるこの映画祭は、世界各国から短編映画を集めたアジアでは最大の映画祭。
4つの会場を使い、部門ごとにまとめて上映されるので、
同じテーマでも、シリアスに切り取ったもの、台詞はなしで映像だけで見せるもの、ユーモラスに描いたものなど、プチ批評家精神を発揮できます(笑)。
私が行ったのは、表参道ヒルズの上映スペース。ほかにもシネマート新宿、ラフォーレ原宿、六本木ヒルズ,
横浜のブリリア ショートショート シアターにてされているみたい。場所によって上映作品が違うので、見たいテーマで選ぶのもいいし、自分の身近な会場でさくっと楽しむのもおすすめ。
ショートフィルムって日本だとなかなか見る機会がないですよね…
ドキュメンタリー系のショートだと特に。レンタルビデオにもならないし。
ましてや、超短編のショートショートもの(すっごく短いと5分ぐらい!)となったら、日本ではまず劇場にかからないですよね。作品という意識もないかも…ちょっと長いCMもそれぐらいあるし。
でも、ショートフィルムは、米国アカデミー賞でも部門があり、そこから長編を撮る監督も多く輩出しています。
ここで部門賞を獲得した作品は米国アカデミー賞のセレクト対象にもなるので、コンペへの登竜門としても注目の映画祭。
それを証明するのが、今年の応募数は過去最多の4200本を突破!
コンピュータ技術の進化とソフトの高機能&廉価化で作品制作の間口も表現力もぐーんと広がり、映像表現というジャンルがより身近になったことも大きいでしょう。
上映作品は、そこから厳選された68作品。
この日も、作品上映終了後に監督が登壇。
ちなみにこの日私が観たのは、地球温暖化防止をテーマにした部門。
映画っていいなぁと思うのが、ちょっと可笑しいところがあるとみんながわらったり、ショッキングな場面では息をのむ気配を感じて、作品への感情を会場全体でシェアできるところ。
ぜひ、会場に足を運んで、たくさんの作品に触れてください!
この映画祭の実行委員会スタッフでDJのジョン・ハガティさんにご挨拶して、また別の作品を観に来たい!とわしゃわしゃ話して帰宅。
上映は6月25日まで。作品スケジュールはホームページで確認してね。