取材対象となる「達人」について、特に年齢や職業の指定は受けていません。
この連載を受け持つライターがこの人がいいんじゃない?と思う人をセレクトし、担当者と相談して決定しています。
ライターが4名いるのも、読者に対して様々なフィルターを通じて集められた「達人のこだわり」を届けようというのもあるのではないかと思っています。
私以外の人がこれまでに取材した方の肩書きを挙げて見ると
・ストレッチ・クリエーター
・社長(イーウーマンの佐々木さんでした)
・書家 ・マインドマップインストラクター
・園芸家 ・生命保険会社トップ営業
・インテリアコーディネーター
・料理研究家 ・リスクマネジメント専門家
職業も年齢も様々です。
必ずしも、各業種で代名詞的な存在の方ばかりを取材しているわけではありません。
毎回達人を選ぶときには、職業の肩書きが過去に登場した方とかぶらないことが大前提です。そして、その道具が一般の人が購入ものであること。それ以外は特に指定はされていません。
今回お話を伺った山本大貴さんにお願いしたきっかけは、私が次の取材対象をなんとなくアート関係の方にしたいと考えながら、アートフェア東京を訪れた時のこと。そこで一際印象に残った作品が、山本大貴さんのものでした。
日本の画壇で、「達人」と呼ぶべき人は、たくさんいらっしゃいます。ただ、アート関係の記事と違い、この連載は作品の写真を掲載できない記事なので、文章で絵のテイストが伝えられることも重要です。私は美術ライターではないので、絵の技術解説はできませんし、限られた文字数のなかでそれを求めるコーナーでもありません。
アートフェア東京で展示されていた山本さんの作品は、他で見たことがない特徴を持つものでした。
もちろん、作品に引きつけられるものを感じたのは言うまでもありませんが。
記事を機に、西洋画の世界や、山本さんご本人、そしてそこでご紹介していただいた「こだわりの逸品」に興味を持っていただければ幸いです。
山本大貴さんのブログ
http://hirikoyamamoto.blog53.fc2.com/
ちっ、どこかいいわけちっくだぜい。