【Books】自分の声、好きですか? 気になる部分を修正したい人に「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書/魚住りえ」

久々に読書メモをば。

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いま実用書ジャンルでヒットしている「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」は、元日本テレビアナウンサーの魚住りえさんによる声の出し方から話し方、話す内容の提示の仕方など、音から内容にまで渡る声での表現についてのビジネス実用書です。

正直、「たった1日で」って盛りすぎじゃない?といううがった目線で読み始めてみたものの、これが伊達じゃないです。

もちろん、毎日行って積み重ねていくアナウンサーのようなトレーニングも紹介されていますが、少し意識するだけで簡単に取り入れられることもたくさん含まれている、まさに「教科書」な1冊。

本書にもありましたが、多くの人の例として挙げられているように、私も自分の声が嫌いです。

なんかもごもごいうし、甲高いし、そもそも声が弱い。それを「たった1日で」っていうんだから、どうなのよ?って思って読んでみました。

そんな自分を変えれられるのか?と思うのですが

魚住さんの言葉でいうと「声を洋服のように使い分ける」ことで

より自分を魅力的に見せることができるそうです。

本文もカラーで、文字の大きさも大きめ、ポイントには引き出し線とコラムがついている・・・まさに教科書な体裁です。
そして必ず魚住さんの経験談が盛り込まれていて、ただの方法論ではなく、自分ごととして語られています。

これは、提供されたメソッドを理解するための咀嚼タイムになっていて、「●●な方法60」的なタイトルの本にありがちな展開には陥らず。

それにしてもとても練りこまれた本だなぁと思ったら

なんと、企画から出版までに3年もかかったそうで・・・

売れるのも納得の内容には、理由があるのだと実感した次第です。

<Amazon>

Amazonより引用>
ありそうでなかった!プロアナウンサーによる「声と話し方」の教科書!
プロがこっそりやっている「全スキル」を、初めて1冊にまとました!

《話し方は、「ちょとしたコツ」で劇的に変わる!》
●話を盛り上げるには、相手が「はい」「いいえ」で答えない質問をする
●相づちは、あえて声を出さずに黙ってうなずくと、好印象になる
●人前では「少しだけ高い声」で話すと、みんな集中して聞いてくれる

《声も、たった1日で良くなる!》
●3つのやり方で、「いい声」は簡単に出せる
●まずは、あなたの一番「聞きやすい声」「低い声」「高い声」を見つけよう!
●滑舌や早口を直す「簡単なコツ」がある

《すぐ使える!場面別テクニック、満載!》
●電話=いつもより「明るく」「ゆっくり」「時々、低めの声」で話すと、印象がよくなる
●会議=冒頭の「えー」「あのー」をやめるだけで、立派に聞こえる
●営業=断るときは「きっぱり×明るく」、残念な報告は「低い声×速く」で
●デート=男性は「ゆっくり話す」、女性は「高めの声」で相手の心をつかむ
●初対面=会話のとっかかりや沈黙は、相手の小物をさりげなくほめて乗り切る

《有名人の実例を、徹底分析!》
●池上彰さんに学ぶ「上手な抑揚のつけ方」
●小泉進次郎さんに学ぶ「人前で話す5つの極意」
●浅田真央さんに学ぶ「好印象を与える話し方」

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「声と話し方」が変われば、仕事も人間関係もうまくいく!

この1冊を読んで、人生を変えよう!



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