さて、いよいよ使い始めたロジェ・ガレのスキンケアライン「オーラミラビリス」。ああ、素敵なスキンケアをフルラインでお試しできるって幸せです。
まずは、御三家と呼びたいクレンジング・化粧水・美容液の3品はまずは基本です。
いずれもアクアミラビリスの根源である18種類の植物のエッセンシャルオイルを含んでいますが、その効果は主に肌を整えること。自己修復力がある肌を、さらに回復できるようにサポートしてくれるわけです。
そして、それぞれのステップで効果を発揮するために、それぞれ異なる成分を加えています。
●オーラミラビリス クレンジングマスク(写真左)
クレンジングが主な役目ですが、「マスク」と名前がついているとおり、パックのように使うこともできます。出したときはジェル状なのですが、肌の上でくるくるとまわしていると、オイル状に変化。そこに水を加えると乳化し、しっかりとメイクも汚れも落とせます。
肌を整える成分としては、さらにホワイトピオニーと昨年あたりからコスメやオーガニック食で人気の成分「モリンガ」のエキスを配合。オイル成分はヒマワリオイルと、自然由来の成分でパラベンフリー、敏感肌の人でも使える配合になっています。
私は普段からメイクを落とす際には電動のブラシを使ってしっかり落とすのですが、この理由のひとつにブラシなしではきちんと落ちないクレンジングもあるからです。ダブル洗顔しなくてもいいと書いてるくせに、ダブル洗顔しなきゃメイクが落とせないクレンジング・・・あるんですよ。
その点では、このクレンジングマスクはきっちりきれいに落ちました。その証拠に、次に使うふきとり式の化粧水のコットンにファンデーションが残ってなかった!
●オーラミラビリス ウォーター(写真中央)
先のブログにも書いていますが、ロジェ・ガレの歴史にはナポレオン一世と深いかかわりがあります。もう1つが、リンゴやワイン酢と抽出したハーブのエキスで作られたヴィネーグル ドゥ トワレットという、いわゆるビネガー。これは主に毛穴ケアに使われていて、ロジェ・ガレはナポレオン一世やその妻のジョゼフィーヌのオフィシャルサプライヤーだったそうです。
肌をなめらかにし、肌ツヤを美しく保つために使われていたヴィネーグル ドゥ トワレットから伝わる成分をもとに、新たなスキンケアアイテムを開発。よーくみると2層になっているのですが、それを使う前に振ってよく混ぜ、古い角質を取り除きながら、肌の表面をなめらかにしてくれます。
2層構造の化粧水って前に使ったのはいつだっけ?というぐらい正直トレンドの作り方ではないと思います。一方で、伝統の成分をより効果的にとり入れるためには、このオールドスタイルの配合方法になったのだろうと推察。使う前に混ぜる、フレッシュなドレッシングでも同じよね? こちらも追加されているものはクレンジングと同じで、さらにフルーツビネガーが加わり、ちょっと美味しそうなサラダのような成分ラインナップですね。
使用感は、つけると感触や香りはさっぱり涼しげな印象。普段いわゆる「さっぱり」ではなく「しっとり」枠の化粧水を使っている人だとあまりなじみがないかもしれません。疲れた肌の沈静化によさそう。
●オーラミラビリス トリートメント エクストラクト(美容液・写真右)
基本の3アイテムでは最も気に入ったのがこちらでした。
ここまで書いてきて気が付いたのですが、この3つは基本の成分はほぼ同じなのです。18種類の植物エッセンシャルオイルという万能薬として使われてきたチームを、肌のあらゆる場面で最も届きやすいテクスチャーやフォーミュラにし、届ける。理論はとてもシンプル。でも無敵ですね。そのため、重ねても、重ねても、喧嘩はしません。
こちらの大きな特徴は、このボトル。
特許を出願中のオリジナル機構をもつボトル「ディスティルドーズ」は、中にらせん状の吸い上げる道をつくり、上のカップ部分に1回分の分量が出てくるという仕組み。毎回適量が取り出せるのでとても便利!
私はてのひらのうえに出したあと、両手を合わせてのばし、その手を顔を包むように使用。化粧水がコットンを使った分、手でもしっかりとこの成分を味わいたいというか・・・おかげでケア後も残念ながら仕事をしているときでも、手からアロマのようないい香りがしてきて幸せです♡
余ってはいないのですが、余っているかもとおもいつつ首もついでにケア。すぐにパソコンを使ってもベタつかず、いい気分です。
ここまでが、基本の3アイテム。
そして、8月25日に新たに発売される2つの強化選手を続いてお試ししてみました!