「AMAM DACOTAN」「I’m donut?」と次々と新機軸で勝負する平子シェフの次なる勝負はハンバーガー 新ブランド「Neo Nice Burger」が渋谷・宮益坂にオープン

「AMAM DACOTAN」「I’m donut?」など、これまでにない発想とあくなき好奇心にもとづく商品開発力と店舗展開で行列店を生み出し続ける平子シェフが、また新たな店舗を出店しました。

その名は「Neo Nice Burger」、今度はハンバーガー専門店です。

Neo Nice Burgerとは

2025年10月11日(土)渋谷・宮益坂にオープンした「Neo Nice Burger(ネオナイスバーガー)」は、パンからソース、具材、さらにはサイドメニューのポテトに至るまで、すべてを職人の手で丁寧に仕上げる“ネオ・ファストフード”。料理人が本気でつくるクオリティとファストフードの気軽さを兼ね備えた、新しいバーガー体験を提案する新ブランドです。

バンズは3種類あり、それぞれメニューに合わせて変えられています。もちろん店内で焼き上げたバンズにお惣菜っぽい素朴さがある具材を挟み込んだバーガーは、セットで1000円前後。昨今の価格設定から思えば、打倒なラインではないでしょうか。

厨房のスタッフの制服がセーラー襟になっていて、全体的にはちょっと修道院っぽいムードも感じて可愛い。

構想はおよそ5年 敷居が高くなったハンバーガーをカジュアルに楽しめるものに再定義したい

ネオナイスバーガーは、オーナーシェフ・平子氏が実はおよそ5年もの間に温め続けてきたアイデア。 ファストフードの定番であるハンバーガーが、グルメバーガーブームも相まっていつの間にか“気軽に楽しめる存在”から遠ざかり、手が届きにくいものになりつつある時代。「おいしさを徹底的に追求しながらも、もっとカジュアルに味わえる食として再定義したい」という思いが出発点となったそうです。

カジュアルでありながら、パン、ソース、具材、そしてサイドメニューのポテトに至るまで、すべてを職人が手作りで、ひとつひとつ“ちゃんと”つくりあげる。さらに、自社で培ってきた技術力や店舗オペレーションの工夫を組み合わせることで、こだわり抜いたバーガーを手の届きやすい価格で提供できる仕組みであることにこだわっています。

 加えて、特注の窯と職人の技によって、高温短時間の焼成でも中までふんわりと仕上げることを可能にし、従来のハンバーガーバンズとは異なる、新しい食感のバンズはくせになるおいしさです。

ラインナップは以下の通り。

『ネオナイスバーガー』640円

プレーンバンズに牛肉のパテとトマトベースの自家製ポマローラソースを合わせ、フレッシュなトマトと赤玉ねぎをサンド。ソースの深いコクと野菜のフレッシュさが絶妙に調和し、シンプルながらも奥行きのある味わいに仕上げたブランドを象徴するシグネチャーバーガーです。


『ネオハンバーガー』450円

牛肉のパテに自家製ケチャップを重ね、粗くみじん切りにした玉ねぎをサンド。シャキシャキとした食感と爽やかな酸味がアクセントになり、潔いほどシンプルながら日常的に食べたくなるハンバーガーです。


『ネオチーズバーガー』550円

牛肉のパテに濃厚な味わいのチェダーチーズを贅沢に合わせた王道バーガー。セサミバンズやからしマヨネーズとの相性も抜群で、食べ応えのあるハンバーガーです。

『タンドリーチキンバーガー』760円

ふんわりとしたブリオッシュバンズに、スパイスを効かせたカレーソースでじっくり漬け込んだチキンを香ばしく焼き上げ、フレッシュ野菜とともにサンド。スパイスから丁寧に炒めて仕上げたカレーソースを重ね、2種類のカレーソースを使い分けることで奥行きのある味わいを実現しています。仕上げには、にんにくやスパイスの香りをまとわせたサクサクのフレークを散らし、食感と香りのアクセントを加えました。


『エッグエッグボロネーゼバーガー』660円

数種類の穀物をまぶしたクラフトバンズに、合挽き肉をたっぷり使った自家製ボロネーゼソースを重ね、さらに目玉焼きを贅沢に2枚サンド。まるで一皿の料理をそのまま頬張るようなリッチな味わいで、肉の旨みと卵のまろやかさが絶妙に溶け合う一品です。


『明太トマトバーガー』640円

プレーンバンズに、牛肉のパテ、自家製マヨネーズ、トマトスライスを重ね、にんにくオイルで旨みを引き出したトマトソースと福岡県産の明太子を合わせた特製ソースを使用。明太子ならではのほどよい辛みとコクが広がり、パテやトマトと調和する大人の味わいに仕上げています。

『ブラウンマッシュルームバーガー』760円

ソテーしたブラウンマッシュルームをシェリー酒で香りづけし、ベシャメルソースと合わせてパテに重ね、さらにグリルした玉ねぎとマッシュルームをトッピング。芳醇な香りとまろやかなコクが重なり合い、きのこの旨みを存分に堪能できる贅沢な一品です。プレミアムラインのバーガーとして、特におすすめしたいハンバーガーです。

店舗は1階が「Neo Nice Burger」、2階が「I’m donut?」。イートインスペースは両方共通で2階に。

「I’m donut?」は多くがカウンターで見本のドーナツから欲しいものをオーダーする形ですが、こちらは棚から自分でトレイにピックアップするスタイル。種類も過去最大に多くて、「え、これdaco?じゃない?」って思ったのは過去にdacoお茶の水を取材した者のつっこみです。dacoはアマムダコタンのもう少し1個のサイズが小さめ、そこにI’m donut?のドーナツも買えるといいうハイブリッド型店舗としてオープンしたのが駒沢公園などにある「daco?」なのです。はてさて。でも、アイムドーナッツの商品が行列せずに買えるのはうれし。そしてこちらには実はドーナツバーガーがあり、1階の行列に並ばずとも、ややミニサイズですが同じ具材のハンバーガースタイルのドーナツはいただけます。

ネオの名前はその新しさから冠されています。I’m donut?も店舗数が増え、ようやく行列が短くなってきたなぁと思っていましたが、これまた行列店になるのは確実。こちらも複数店舗展開が予想されますが、来週もまた新店舗のオープンが予定されているので本当に平子さんは分身して3人ぐらいいるんじゃないかなと思うのですが皆さんどう思いますか?

Neo Nice Burger(ネオナイスバーガー)渋谷宮益坂

・住所:東京都渋谷区渋谷1-8-3 1階

・営業時間:10:00〜20:00(L.O.19:30)

・定休日:不定休

・アクセス:JR山手線 渋谷駅より徒歩5分

・Instagram:@neonice.burger

https://www.instagram.com/neonice.burger/

I’m donut?(アイムドーナツ?)渋谷宮益坂

・住所:東京都渋谷区渋谷1-8-3 2階

・営業時間:10:00〜20:00(L.O.19:30)

・定休日:不定休

・アクセス:JR山手線 渋谷駅より徒歩5分

・席数:約80席

・Instagram:@im.donut

https://www.instagram.com/i.m.donut/



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