中銀カプセルタワービルのカプセルが東銀座に! 松竹のアートスペース「SHUTL」がオープン

2022年まで銀座にあった中銀カプセルタワービル。鬼才・黒川紀章氏による建築物で、メタボリズムを代表する伝説の建築物でした。実は私の建築関係の友人も住んでいたこともあったものの、残念ながら未踏のまま解体。

1972年建築なので、私が生まれるより前にこんな前衛的なものが存在していたのだと驚くばかりなのですが、なんとその部屋に同じ銀座で入れるようになりました。

 

松竹の新スペース「SHUTL(シャトル)」

東銀座駅を降りて6番出口を出てすぐ、東劇に沿って右に曲がり、駐車場の奥に入ると現れるスペース「SHUTL」がその場所です。

ちょっとハジメマシテの方とのおしゃべりが楽しすぎて&次の予定があったのであわてて出てしまって外観がないので昼間撮影されたオフィシャルで…。

こんなかんじに中銀カプセルタワービルのカプセル2基を内部に設置したギャラリースペース。その名も「SHUTL」は東劇を所有する松竹の新プロジェクト。

伝統と現代の新たな接続方法を生み出す実験場(ラボ)として、伝統文化と現代のカルチャーの融合、そして日本文化そのものの新陳代謝を促進することを目的に、新設した建物内に2基のカプセルを収納。今後はこの常設のカプセルを活用しながら、美術・工芸作品の企画展示・販売や、映像上映などを通じたイベントの企画・実施を予定しているそうです。

SHUTL概要

面積:約85m²(幅約6.4m × 奥行き約13.3m)

天井高:約4m

壁:石膏ボード+塗装

床:モルタル仕上+ウレタン(クリア)塗装

棟数・階数・構造:1棟・地上1階建・鉄骨造

 

カプセルのうち1基はスケルトン!

CAPSULE B – A1006 (SKELETON)

1基は当時の装備もセット

動画も撮ってみました。外観の部分入れるの忘れていますね…。

ちなみに、オープニングパーティのドリンクはこんなかんじ。季の美があるあたり、京都創業の会社って感じがします。

 

 

SHUTL

住所:〒104-0045 東京都中央区築地4-1-8(東劇ビル隣)

アクセス:

 東京メトロ「東銀座駅」5出口・徒歩3分

 東京メトロ「築地駅」2出口・徒歩4分

営業時間:

時間:13:00-19:00

OPEN:月・木・金・土・日・祝

CLOSE:火・水

 

https://shutl.shochiku.co.jp/

 



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