人気美容家・神崎恵も読モ出身! 雑誌「Como」27年を振り返る最終号

私もWebメディア中心に執筆していますが、スタートは雑誌から。次々と雑誌が休刊するのは悲しいですね。

明日5月6日に最終号を発刊するのは、主婦の友社の雑誌「Como」。

月刊誌だったと思っていたのですが、いつの間にやら季刊誌になっていたの?

1990年に創刊。

そこから7年にわたり子育て黄金期であるママたちのライフスタイルを応援する雑誌として発刊された歴史を振り返る総集編的な号となっているようです。

Comoモデルとして活躍後、いまは人気美容家となった神崎恵さんをはじめ、 4児のママである東原亜希さん、 木下優樹菜さん、 藤本美貴さん、 ママ漫画家など、 輝くママたちを徹底インタビュー。

大きく取り上げられているのが、神崎恵さん。美容書籍のヒットで知られていますが、29歳でシングルマザーとなった人生を振り返るインタビューは貴重かもしれません。

美容家としてのキャリアをスタートさせたきっかけとなったのは、専属ママモデル「Comoモデル」になったことから。「ママとして・美容家として」のストーリーを1万字超えの超ロングインタビューで語りおろしています。

<本誌より>

芸能界をやめて最初の結婚、 そして離婚。 シングルマザーになって生活費に困り、 ファストフード店にも気軽に行けないほど「恐怖と隣り合わせ」で苦しかったこと。 それでも子どもにはみじめな想いをさせたくないと意地と見栄も張っていたこと。 Comoモデルになり自ら美容の知識と熱心さをアピールし、 今につながるきっかけをつくったこと。 Comoの誌面で笑顔だった裏にある、 「母として」「女性として」の想いや決意を、 ときに涙を浮かべながら、 語ってくれました。

記者:母であり、 父親としても生きなきゃいけない状況だった。 シングルマザーの人たちはきっとみんなそうですよね。

神崎:ホントに、 『こんな思いをさせているんだから絶対にお金を持って帰ってこよう』って思ってた。 『これは遊びじゃない』って。 それは今も思います。 お金が全てではないけど、 結局、 幸せの中にお金って含まれるからーー。 あの時の彼ら(二人の息子さん)の顔を思い浮かべながら踏ん張ることは今も多いです。 ときどき、 『モテる~』なんて原稿を書いてると、 それって母親としてどうなの?ってふと思ったり、 いろんな矛盾とせめぎ合いながら(笑)

また3年前に結婚した夫でヘア&メイクアップアーティストの河北裕介さんとの関係について、 「いい意味での相乗効果」はあるとしながら、 逆に同業同士で苦しいときもあると告白。

『なんでそんな意地悪なことを言うんだろう』って思ったり、 逆に私も仕事のときは男だから『コイツ!』って思われてるときもあるだろうし。 何度も“殺し合い”をしてきて、 家庭の中に男が2人いちゃいけないんだってこともわかった。 なので今は、 ときに女になる努力をしてます(笑)。 でも結婚って、 どれだけ相手を大切に思っていても、 『消えてほしい』と『いてくれてよかった』の繰り返しなんだなぁってーー。

と、 現在の結婚生活についての想いもお話くださいました。
インタビューの他にも、 「神崎恵さんがいつまでも『くすまない』のはなぜ?」と題し、 スキンケアからメイク、 ヘアケアまで、 大人ママ世代に向けた“美容のコツ”をご紹介します。

 

ほかにも、人気ママタレントがたくさん登場。子だくさんママ特集では、東原亜希さん。

 

ママっぽくないけどママ」なオシャレを楽しむ木下優樹菜さんが子どもとの夏イベントにトライしたいファッションスタイルを8ページにわたり披露。

今ではあたり前の“ママ専属モデル”もComoから始まったとか。1993年からは毎年オーディションを行い、 2004年には神崎恵さんが選ばれています。そのComoモデルの歴史を紐解く特集で締めくくり。

 

定価720円(税込み)
表紙:東原亜希
=頑張るママに「あ・り・が・と・う」=
■感動インタビューからわかったママに大切な10のこと。
■Happy子だくさんママが気になる!4児ママ 東原亜希さん
■「素顔」の神崎 恵 大人気美容家 史上初めての一万字インタビュー
■木下優樹菜さん いまの気分を夏スタイルで表現します
■藤本美貴さん ママ、 ゆるラン始めました。
■ワタシの軸。 伝えたいコトバ。
Comoモデル 前野千代子さん 佐藤かおりさん 谷口美佳さん 三笠真由さん 三木美咲さん
■Comoモデル「デビュー」クロニクル 今まで誌面を飾ってくれた“スペシャル”な「ママ読モ」たち
■みきママの家族の幸せルール&おやつレシピ
■嵐 相葉雅紀さん
■<BOOK in BOOK> だから無印良品が好き。    ほか



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