2010年10月にドイツで行われたオルガテックで発表されたこのチェアは、サンフランシスコを拠点とするデザイナーのイヴ・ベアールによって生み出されました。
モチーフとなったのは、橋。
コンピュータではなく、何千枚ものスケッチを書くことからスタート。PCを使ったデザインが有効っぽいですが、手書きというのは意外ですね。
70のプロトタイプを作ったそうです。
フレームのない全面サスペンションで作られた背もたれは、ぜひ座って確認してほしいですね。
いま仕事スペースの再構築を検討中なので、しっかりと脳内候補リストにいれました。
会場内には、セイルチェアのコンセプトである「枠にとらわれないで生きる」(live unframed)を実践する3名のクリエーターによる「セイルチェアのある理想のワークスペース」を展開。
建築家の永山祐子氏のコーナー。
これは、スープストック、giraffeなどの代表取締役を勤めるスマイルズの遠山正道氏によるコーナー。
登壇した、遠山氏、ベアール氏、永山氏、クリエイティブディレクターの梶原由景氏
SAYLチェアの価格は色によって違って、65100円から77700円。
発売は2011年5月初旬の予定。
以下は、会場に展示されていたSAYLチェアです。
サスペンションパックは8色、アームパッドは7色、ベースはグリーン・レッド・ブルーの3色、Yタワーは2色から選ぶことができます。加えて、背もたれがファブリック貼りのものも。
イヴ・ベアール氏は、2007年にTIME誌「地球上で最も先見の明がある25人」の一人に選ばれています。
イヴ・ベアール氏による100ドルパソコンなど、過去のデザインプロダクトも展示されていました。
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