地震の被害も気になるホームタウン枚方市。地名ちゃんと読んでね!

震度6超の直下型地震で、被害が出ている大阪府北部。

私の地元、大阪府枚方市もその震源域に入っているようで、地元でも水道管が破裂したり、銭湯の煙突が折れるという被害がすでに判明。隣の高槻市などでは亡くなっている方もいて…これから予想される余震や、もしかしてさらに大きなものがやってくるかもしれない本震への備えが必要です。

 

で、その被害や、政府の対応について説明する菅官房長官。なんと、

枚方市

(ひらかたし)

 

まいかたし

と読んでるじゃあないですか! 普段ならば笑って許せるけれど、さすがに人命がかかった状況下。

許すまじ!!! 

ちなみに、枚方市の歴史は古く、古代からの遺跡・古墳も多く、その地名「ひらかた」の原型「比攞哿駄」として出ています。

それ以降の書物でも伊勢物語に出てくるなど、その地名は古代・中世に名付けられた場所も多く、現代とは違う仮名遣いに基づくため現代の感覚とは違う読み方になっています。

これは関西にはよくある話なのです。

 

とりいそぎ、枚方市の読みにくい地名をピックアップしてみました。

 

 

さて、読めますか?

 

答えは

1.くずは

2.きんや

3.おおがいとちょう

4.さだ

5.めぐり

6.しょだい(しょうだいと読む場合もあるみたいですが、私が知っている招提中町、招提口などはすべて「しょだい」読みです)

7.かたの

8.わに

 

 

1の樟葉/楠葉の違いは、前者は京阪電車の駅名、後者は住所などの地名。

駅のベッドタウンとして作られた「くずはローズタウン」には八幡市男山も含まれるので、大阪府に家を買うつもりで行く人は要注意ポイント。

2子供の頃に聞いたのは、その地名の話ではなく、戦時中にここに火薬倉庫があったって話。それでいまだに私の中では文字通り「危ない場所」のイメージがついたままです。

3同級生に「大垣内くん」っていました。ブラジル帰りでした。

6しょだいで変換すると「招堤」という候補は出てきますが、手偏なのです。「唐招提寺」の方と覚えていただければ。

片埜神社が有名です

8 王仁博士という、日本に漢字文化を伝えた一人とされる人のお墓と伝わる場所が枚方市にあり、その一帯が王仁公園という公園になっています。ちなみに「王仁公園プール」(通称・ワニプール)という市営プールがあります。

 

 

願わくば、この地名がニュースに被災地として読まれませんよう・・・

 



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