てすと

3月の試写報告

●4月3日更新
リボルバー

『スナッチ』『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のガイ・リッチーの最新作。髪の毛がのびたジェイソン・ステイサムやこゆいレイ・リオッタなど、相変わらず男くさい仕上がり。
本国での公開が2005年なのに、日本公開もどんどん押して、ついに2008年春まできてしまいました。ちょっと哲学的すぎるというか、仕掛けに早く気がついた私はいまひとつ楽しめず。。。
http://www.astaire.co.jp/revolver/
初夏公開予定です。

●3月28日更新
僕の彼女はサイボーグ

『猟奇的な彼女』『ラブストーリー』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨン監督が日本で日本の俳優を起用しメガホンをとった最新作。今回はSF要素が入って、CGも大掛かりになっています。
⇒レビュー記事が4月23日発売の「日経ソフトウエア」に掲載されます。
2008年5月31日公開です。
http://cyborg.gyao.jp/

●3月27日更新
NEXT -ネクスト-

ラスベガスのクラブで二流マジックをするクリス・ジョンソンは、2分先の未来が見える能力を持っている。ただし、彼が見えるのは、自分が関係する未来だけ。もっぱらその能力はマジックに時々混ぜるのとカジノで小さく儲けることにのみ使っていた。しかし、テログループが核弾頭をLAに持ち込む事件が発生。FBIが彼の能力に注目し、核弾頭発見の協力を仰ごうと彼を追いかけはじめる。一方、テロリストグループも彼の能力の存在を知り、FBIとクリスの動向を追い始める。クリスは核爆発が起きる未来を変えることはできるのか?

久々にアクション大作の試写に行ってきました。ニコラス・ケイジはすっかりアクション・スターですねぇ。私はどうしても、「月の輝く夜に」のイタリア系移民のしがない兄ちゃんの印象が強いんですけど・・・。
『ブレードランナー』『マイノリティ・リポート』などなど、著作の多くが映画化されているフィリップ・K・ディックの短編『ゴールデン・マン』を元に、設定を未来から現代に変えて作られたそうです。「すぐ近い未来を予知できる男」ということで、飛んできた玉をよけるとか、パトカーに押しつぶされないようにしゃがむとか、アクションのベクトルが違っているのが面白いですね。マトリックスの場合は「見えているものをよける」ですが、こちらの場合は「ここにくるから、こうする」なので、必ずしも対象が飛んでくる方向を向いていないわけです。これは自宅のテレビだとニュアンスがわかりにくいと思うので、できれば劇場で確認してほしいですね。

2008年4月26日から公開です。
http://next-movie.gyao.jp/

●3月24日更新
ジェイン・オースティンの読書会

英国の作家ジェイン・オースティンの6冊の本を読み、語り合う読書会。離婚、結婚、女同士の友情など、それぞれが抱える悩みをなぞるように、それぞれが作品の解釈を毎月語り合う。オースティンの作品を毎月語り合うなかで、それぞれの歩みを止めていた問題が見えてくる。オースティンを通して自分の人生に向き合ったとき、最後に得られる答えとは。。。

ジェイン・オースティンの作品、私は小説では「自負と偏見(Pride and Prejudice)」しか読んでいないのですが、映画化された「自負と偏見」「エマ」「ある晴れた日に」を見ています。女性が夢見る恋愛のさやあてを描きながらも、ちょっとシニカルなところが人気なのでしょうか。
若い人が見ても面白いと思うけれど、30代以上の人にぜひ見てもらいたい1本です。恋愛に少し億劫になっていたり、奥さんの大切さを忘れてしまっていても、いくつになっても恋と結婚に対して欲を持つことが素敵だって思うことでしょう。
出演者も私の大好きな俳優が揃ってます。30日で一気に撮影したというのがすごい。
『コールドマウンテン』『シザーハンズ』のキャシー・ベイカー、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のマリア・ベロ、『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラント、『彼女を見ればわかること』のエイミー・ブレネマン、『いつか眠りにつく前に』のヒュー・ダンシー、ドラマ『LOST』でシャノンを演じたマギー・グレイス、『トランスアメリカ』のケヴィン・セガーズなどなど・・・演技派から若手の注目株までが揃ったアンサンブルキャストも必見です。

4月12日より、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開されます。
http://www.sonypictures.jp/movies/janeaustenbookclub/index.html

●3月14日更新
カンフーくん

去年の東京国際映画祭で見逃したので、ようやく半年経っての試写にいってきました。「笑う大天使」の小田監督作品だけあって、壮大なギャグを手の込んだVFXで見せています。髪のある西村雅彦って、それだけで悪い感じがするのはなぜなんでしょう。。。
泉ピン子演じる「泉ちゃん」が働くのはニュー幸楽。中華鍋背負って、アクションするピン子様。武田真治、笹野高史、佐田真由美、佐藤めぐみ、矢口真理などのサブキャスト以外にも、こっそり出てくる上野樹里に宮川一郎太、古田新太などちらり出演組も豪華な上に、彼らがかなりキワモノキャラを演じているので、ファンの人は必見です。

ハッスルにカンフーくんを演じたチャン・チュワンくんが参戦するとか、公開前のメディア露出第二弾が始まってますね。
子供の頃、東映の2本立てで「スケバン刑事三姉妹編」と一緒にみた「カンフーキッド」を思い出した1本でした。
3月29日から公開です。

http://www.kung-fukun.jp/top/index.html
●3月10日更新

今夜、列車は走る

廃線のため、突然のリストラを言い渡される鉄道員たち。残りわずかな勤務年をまっとうすべく、拒否をつらぬく1名を除いて全員が会社が提示する「早期退職届」にサインをする。しかし、仕事を失った男たちに、次のチャンスはなかなかめぐってこない。5人の失業者たち、そして彼らの家族の「次の出口」はどこにあるのか・・・。

原題の「Proxima Salida」は、「次の出口」という意味だそうです。実際にアルゼンチンでは1991年に国鉄の分割民営化により6000人もの人が職を失ったといいます。日本でも国鉄の民営化は行われましたが、どうだったのでしょうか。
2004年に制作され、世界各国の映画祭で称賛を受け、4年経って日本にやってきました。
公開日数は東京でも2週間と短いですが、ぜひ見てほしい1本です。

4月12日より渋谷ユーロスペースにてロードショー。
全国順次公開予定(大阪はGW、神戸は5月10日より)

http://www.action-inc.co.jp/salida/



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