RIEDEL GLASS TASTING SEMINAR@リーデル青山

昨夜はお誘いを受けて、リーデル青山リニューアル1周年記念のセミナー&パーティに出席してきました。

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リーデル青山ではワインのテイスティングを学べるセミナーが開かれているのですが、今回はそのスペシャル版。
ファミリー企業であるリーデルの11代目、マキシミリアン・J・リーデル(Maximilian J.Riedel)さんが講師に登場。前日は神戸で同様のセミナーを行ったそうです。

各座席にはシートの上に番号順にリーデルのグラスが4脚。そしてJOKERとして市販品のグラスが1脚。
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それぞれに合うワインについて、なぜそのワインによってグラスを変える必要があるのか、ということを実践で教えてくれます。

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VINUM XL RIESLING GRAND CRU 6416/51
こちらをテイスティングするのは、Eroica Riesling 2008。ドクターローゼンとワシントンのワイナリーが作ったリースリング。

マンダリンとりんごのかすかな香りがします。

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VINUM XL MONTRACHETでテイスティングしたのは、Woodward Canyon Winery Chardonnay 2008

ワシントン州のワラワラという地域で作られたワイン。たくさんの柑橘系のフルーツ、ミネラル、火打石の香りが感じられるそうです。その火打ち石などの香りは、土壌からくるものだとか。

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VINUL XL PINOT NOIR。こちらでテイスティングしたのはDomaine Serene Pinot Noir Evenstad RSV 2006。オレゴン州のヴィンテージ。winespectator(ワインスペクテイター)にて96ポイントを獲得しているワイン。捨てるのがもったいなかった…

様々な赤い果実、ベリー系の香りが素晴らしい! ワインに詳しくない私でもわかる匂い…。

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VINUL XL CABERNET SAUVIGNONでテイスティングしたのが、Dunham Cellars Cabernet Sauvignon XI 2006

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このワインはリーデル社のデカンタで開かせていました。マキシミリアン氏が使っているのが、彼がデザインしたEVE。
コブラのような特徴的な形は、実は実用的な面も。
奥までワインが届く間に空気にふれさせ、そそぐために回すと、ぴったり「グラス指ふたつぶん」という理想的な分量を分けてくれるのです

動画があるのでこれで「ゴボゴボ」という音も含めて見てください! これ欲しいなー、自宅で赤ワイン飲まないけど…。

今回は、グラスを変えて同じワインを飲んでみる試みを市販品のグラスやプラスチックのカップ、そしてリーデルのグラスでもワインに合わないもので行いました。
不思議なことに全部味も香りも違う!

それは舌の味を感じる部分「味蕾」がポイント。
グラスごとに傾けてみるとわかるのですが、ワインの広がり方が違う=口のなかでのワインの広がり方が違い、味の感じ方が変わるのだそうです。
リーデル社は「飲み物の個性がグラスの形状を決定する」というコンセプトを最初に発見した会社だというだけあって、納得のお話でした。

その後、パーティではドン・ペリニヨンなどをいただきながら歓談。
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桜の花が飾ってあるエントランス

マキシミリアン氏と一緒に写真を撮っていただきました。
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今回お誘いしたイラストレーターのすぎやましょうこさん。ワイン好きで、楽しんでいたようでよかったです。
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フードも美しい~
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グラスワインのついたセミナーは、随時行われています。
ご興味のある方は、リーデルジャパンのHPをチェックしてみてください。
http://www.riedel.co.jp/



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