てすと

エステーが家庭向けガイガーカウンター「エアカウンター」

空気中をはじめとする自分の生活圏の放射能の数値を気にする人は、早々に手にしているガイガーカウンター。

私の周囲でも、小さい子供のいる人や、仕事用として購入している人は数人います。

しかし、困ったことにいくつかの問題があるのも事実。

それは

① 性能がまちまち。

まず、きちんと測ることができない不良品も多々あります。

(実際、ある方は正しい製品を手にするまでに2度も返品するはめになったとか…)

② 価格が高い。

評価が高いものを手に取ると、値段はだいたい5万円前後。

最安値で2万円を切るものはあるものの、数値の測定レベルが低かったり、正確じゃないという評判もあるなど困りものでした。

とはいえ、日本の大手メーカーが出さないのはなぜなのか?

これだけ原発がある国。それ以外にも、大学の研究機関や生活レベルでも放射線は短近にあります。

「やっぱりちょっと悲観的なものって大手は作りにくいんだろうなぁ」と思ったら、勇気あるメーカーが登場。

名物社長の鈴木氏が率いるエステーです。

エステーは、2011年10月20日から関東、東北を中心としたドラッグストア、ホームセンター、またインターネット通販などで家庭用放射線測定器「エアカウンター」を販売すると発表しました。

詳細は明日発表されるようですが、そんな意見表明をしなくちゃいけないぐらい問い合わせが殺到しているのでしょう。
プレスリリースも、単機能の製品にしてはかなりたっぷりと書いてあります。

プレスリリース http://www.st-c.co.jp/topics/2011/000387.html

価格は1万5750円と現在発売されているガイガーカウンター(いわゆる放射線測定器)では、3万円から5万円台が主流。その半額以下程度となれば、人気を集めることでしょう。

しかし、発売はいまから3ヵ月後の10月。

一体誰が買うのか?

それは、2台目需要でしょう。

目に見えないものだけに、なんとなく「大丈夫」と思っている人は気にはしません。ただ、一度でも計ったことがあったり、自分の近辺の数値が日や場所によって2倍以上も変わることを知っている人ならば、子供などにも持たせたくなるはず。

これを不幸ビジネスと呼ぶのだけは止めてほしいと思います。

人が求める商品を作ることは、メーカーとして正しい行為です。ましてや、それが人が不安に思っていることを少しでも解消できるものならば、なおさらです。

もちろん、これを使わなくても済むように、10月になっていれば問題はないのです。

ただ、残念ながら、原発問題の収束はまだまだ時間はかかるようです。
私たちの目に見えないところで、原発の汚染は進んでいるのです。

【関連トピックス】
●ガイガーカウンターを持っている人がリクエストに答えて測ってくれる「測ってガイガー!」(2011.06.29 Wednesday)



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