といっても、ASLEEP東京ではDESIGN TIDEの期間中に、ファインレボを使って展示を行うのは初めてではありません。
⇒昨年の様子
やっぱりカメラ買ってよかったね…
1年とばして、2008年の展示はこちらで。このときはファインレボではなかった（というか、ファインレボはなかった？）です。
＜DESIGN TIDE HPより＞
“ぷにょぷにょ”とした独特の弾力を持つファインレボという新素材を使い、プロダクトデザイン、建築、ファッションデザイン、それぞれの分野で活躍する3組のクリエーターと アイシン精機（株）デザイン部が自由な発想でピローを考えた。ピローの機能としての眠りにこだわるだけでなく、デザインによっても人を幸せな気持ちにする新しいピローが誕生。 人を「からだ」と「こころ」の両面から支え、 新たなリラクゼーションのスタイルを提案する。
FINE REVO is a new material which has a unique elasticity. A team of creative talents gathered together from the fields of product design, architecture, and fashion collaborate with AISIN Seiki’s design team to create a new pillow using FINE REVO. Not only does it help you sleep better, its good design makes your sleep more joyful. The pillow gives you a new relaxation experience, supporting your body and heart during the night time.
プロダクトデザインの分野からは、林 裕輔と安西葉子によるデザインスタジオ「ドリルデザイン」。
ファインレボをもらったこともあり、あれをにぎにぎする気持ちよさを知っている私からすると、これはすごいもったいない提案。ぷにぷに感を死滅させてしまっている……残念。
建築の分野からは、鈴野浩一と禿真哉による建築設計事務所「トラフ建築設計事務所」。
ブロック屏のパーツを模したデザイン。
並べる組み合わせによって絵柄が変えられるようになっています。
室内に自分でレンガを持ち込んでみたり、ワインボックスで棚をつくるなんて部屋作りがおしゃれなんて提案をよく目にしますが、枕なのに部屋で用途を変えられるというのがツボ。
そして、ファッションデザイン代表は、シアタープロダクツ。
押し花を作るための枕、って発想と、それが本の形になっているという提案。
このバンビちゃんも大きな枕になっています。
私はシアタープロダクツの作る服ってデザイン性も好みではないし、仕立てとしても好きになれないのですが、プロダクトはいつも面白いし、製品化してもいけるんじゃないかと思うのです。
デザインタイドのメイン会場内にある「TIDE MARKET」にも、協立陶器とのコラボレーションライン「ボーリンセンウェア」のブースが出ていますが、これも素敵でした。
これに対し、インハウスのデザイナーによる提案。
自由に位置を変えられるベッドヘッド
中の固さは、FINEREVOの入れる位置や素材の組み合わせによって変え、個人の好みに合わせられる仕様に。
こういったあたりは、やはりベッドメーカーの社員っぽい発想ですね。
円形にしたFINEREVOを組み合わせた座布団タイプ
FINEREVOを長くひも状につくり、それを編んだもの。
外のネットの素材によって、ぷにぷに感が弱まってしまうため、意外と固かったです。
ベッドギャラリー ASLEEP東京
BED GALLERY ASLEEP TOKYO
11:00-19:00
03-5549-9068
東京都港区六本木3-17-10 六本木デュープレックスタワー2F
2F Roppongi Duplex Tower 3-17-10 Roppongi Minato-ku Tokyo
展示は11月3日（祝）までです。
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