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生原稿の迫力! 人気作家初の回顧個展「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」

日曜日は、いろいろやりかけだったのですが・・・駆け込んでしまいました。

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世田谷文学館にて開催中の、「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」

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「就職活動に行ったついでに原稿を見せて、そこから漫画家に」という嘘のような本当の話から「YAWARA!」「MONSTER」「⒛世紀少年」「PLUTO」など、数々のヒット作を送りだしている浦沢直樹さんの初めての個展です。

昨今の漫画は背景を実際の写真を取り込んだり、トーンや彩色の作業はパソコンで・・・とデジタル化による効率化が進んでいますが、個展タイトルのようにまさに描いて描いて描きまくった軌跡を膨大な生原稿で見せた展示です。

もしこれから週末に行くのであれば、前売り券を買っておくのがおすすめです。

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入場制限をしていても、ディズニーランドのファストパスのように指定の時間内であれば優先的に入れますよ。

私が行ったときは当日券売り場に3組ぐらいいたぐらいでしたが。

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会場は世田谷文学館の2階。

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会場内には、撮影スポットが2つ。

「MONSTER」の●●(名前を言ってしまうとネタバレなので)

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「⒛世紀少年」のともだち。

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展示は最新作「BILLY BAT」の生原稿をラフと対比させたセクションから。主人公が漫画家という作品から始まるのですが、そこからは説明なしに物量で見せる生原稿の山。

MONTERに至っては、最終の18巻全部の生原稿が・・・(泣)

また読み返したくなるよー。全部読んではいるけれど、全巻揃えてはないのですぐに読めないのが悔しい・・・

著作の海外版コミックや国内外で受賞したトロフィーのコーナーはちょっと奥にある小部屋なのでお見逃しなく。漫画やアート界のトロフィーは、そのデザインからして個性的なのですが、そこに交じって

BIC CUP ブービー賞

という、連載誌「ビッグコミック」「ビッグコミック スピリッツ」の関係者のゴルフ大会のブービー賞(最下位から2番目)のトロフィーも飾られているのが私的ツボでした。

会期は3月いっぱいなので、ぜひともいってほしい展示です。

会場の図録を買うのもいいけれど

2016年2月号の美術手帖もおすすめです。

この記事のなかで展示のきっかけに語られているのですが、同じ世田谷文学館で開催された土田世紀さんの展示に駆け込んだときに声をかけられたそうです。

その展示についての浦沢さんの体験を読むと、行かなかったことが激しく人生の損失だったと思うレベルで・・・そこで浦沢さんがチャレンジしたらどうなるのか?

正直、土田さんのときのアイデアがとんでもないもので、それは超えられていなかったと思うのですが、見ごたえがとてもあり、片道1時間かけていく甲斐はおおアリでした。

あ、売り切れてる・・・。

私も会期残り2週間ちょいで行ってるけれど、この雑誌自体は発売後すぐに買ってるからなぁ。

時の過ぎるのって本当に早いなー

「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」世田谷文学館 

[観覧料(当日券)]
一般=800(640)円
高校・大学生・65歳以上=600(480)円
小・中学生=300(240)円
http://www.setabun.or.jp/



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