近所の本屋に
「月刊flowers 7月号は完売しました。 ※再入荷は未定」
という貼り紙を発見。
女性向けのコミック定期刊行物の完売って最近だと月刊なかよしの付録がかなり本格的な漫画を描けるキットだったときと記憶しているのですが、今回はなぜに? 発売は28日、私が見たのは30日の夜なので、2日以内に売り切れたようです。
調べてみると、この完売の理由はこの不朽の名作の復活にある模様。
萩尾望都先生の「ポーの一族」!
Amazonも完売していました。
・・・といっても、私はオンタイム読者世代ではないので、そこまで熱くなれないのですが。
間違いなく日本の少女漫画の世界の開拓者であり、その代表作といえる作品です。
しかし、ポーの一族まで続編が出るとは・・・。大人の女性を漫画読者に呼び戻す大作戦を各社が絶賛断行中。
公式ホームぺージによるとなんと40年ぶりの新作ですってよ。
そりゃ、私はオンタイムじゃないはずだわ。。。そんなに前だったんですね。
しかし、「重版出来」1巻&ドラマ第一回の話ではないですが、漫画家さんで絵が崩れてしまう方も多いなか、この美麗な筆致はすばらしひ・・・。
別冊付録にはトーマの心臓の番外編「訪問者」と幻の後日譚「湖畔にて」が収録されているそうです。
嗚呼、後日譚なんて言葉が純文学の紹介ではなく、少女漫画に出てくること・・・クラス感が違うわ!
萩尾望都先生×山岸涼子先生の対談なんていう豪華コンテンツも!
そりゃ、完売しますわ。もっと刷っておけばよかったのにね・・・
この掲載をうけて、復刻版も発売していました。表紙デザインも当時のもの?
※追記 2016年6月1日
こちらは全編で、後編は今年の冬ごろに発売の号に掲載されるとのこと。次号じゃないよ!
ということで、単行本化は当分先になりますね。