網棚に荷物を載せたら忘れるな!電車乗り入れ時代の忘れ物の旅の巻

取材で広島県と島根県に行ってきました。

その帰り、羽田空港から自宅へ帰るために京急の羽田空港第一ターミナル駅に乗り、スーツケースにバッグと荷物が多かったため、紙袋を網棚に載せたのです。

そして、それを忘れたまま、品川で下車

改札を出て、本屋に寄ったところで思い出し、京急品川駅の駅員さんに相談したところから、私の荷物を追う新たな旅が始まりました。

 

■乗り入れ路線の恐ろしさを知る

羽田空港発の品川行の電車は、21時22分発の快速。私は京急から押上ぐらいしか思っていなかったのですが

その列車は京急から京成電鉄、さらには芝山鉄道芝山千代田駅までつながっているエアポート快特。

なんと、停車駅は少ないのに、走行時間が約2時間

あとで知ったのですが、芝山千代田駅って、成田のさらに先なんですって(汗)。

 

振り返ってみて、まずちゃんと把握しておくべきことは

〇乗った車両が何両目なのか

〇何時発(または何時に品川着か)の列車だったか

これ、大事です。ワタクシ、JAL側の端っこの車両だったことは覚えていたのですが、車掌側だったのに、先頭と間違って伝えてしまったのです・・・。上記の2つ以外に、忘れ物の内容と中身を伝えます。

私の場合、取材先でいただいた島根県のキャラクターのしまねっこのイラストが入った紙袋で、中身は自分と友人への土産用に買ったバター2個(保冷バッグ入り)、取材先で作った民芸品、島根県のパンフレット一式、取材の日程表などなどの書類一式。紛失したことにより弁済しなくてはならないものや借りたもの、高額なものはないとはいえ、記事執筆には必要なものです。

 

品川駅の駅員さんが尽力してくださったにも関わらず、車両を間違ったことにより、最初のポイント22時3分の「押上駅」で捕まえられず。

 

 

そこで、品川駅の駅員さんに、終点の芝山千代田駅と、京成線の途中駅2駅の電話番号を教えていただきました。

そこからまず、芝山千代田駅に電話し、京成線にも電話。1つの駅はつながらず、もう1つの駅はすでに通過…。

 

結局、芝山千代田駅まで私の紙袋は旅をし、その間約2時間、誰にも触れられず、23時19分着・無事救出と相成ったのですが。調べてみると、芝山千代田駅までは、自宅から片道1600円。時間は…もう考えたくないレベル。駅員さんからのご提案で、あちらからの依頼で可能な京成上野駅まで戻していただき、翌朝に救出と相成ったのでした。

 

■京成上野駅にて感動の再会!

 

芝山鉄道の駅員さんのご配慮により、京成上野駅へと2番列車で運ばれた私の忘れ物。

こちらが、無事に再会したしまねっこの紙袋です

品川駅の駅員さんに「何色の紙袋?」って聞かれて、「お、オレンジ?」って自信がなく・・・。しまねっこの印象が強かったのですが、猫の絵とかでは伝達していただけないようでした。会っててよかったけど、本当に用心しなくては。

 

さて、今回はエアポート快特で京急空港線・京成線・さらに芝山鉄道までお世話になってしまったわけで…荷物はもう網棚には忘れようがないレベルの数や大きさでない限り置かないと固く誓いました。

 

■関東の乗り入れ線は果てしなく遠くへと

ちなみに、私の荷物の移動距離は、こんなかんじ。

もはや、小旅行です。

芝山鉄道は、よく知る方によると時間によっては1時間に1本しか走っていない日本一短い私鉄なんですって。そんな駅員さんにいろいろご配慮いただいて、本当にありがたかったです。

 

なかには保冷バッグにいれた生ものもあったのですが、今日会う友人へのお土産で、救出し・今夜無事渡せたと思ったら、なぜか帰りにまた私が持っていたというオチがついたことも併せてご報告させていただきます。。。

 

 

 

 

 



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