先月の話ですが、今回、国際政治についての記事を初めて書きました。
【ダイヤモンドオンライン】アフガニスタンで働く女性や若者に今起きていること、脅迫・迫害で生活が一変
今回は、私からの持ち込み企画です。
そもそものきっかけは、ニュースでアフガニスタンからの米軍撤退により、タリバンの侵攻が進み、政権が崩壊したというニュース。
テレビやネットで読んでいても、空港に人がたくさん集まっていること、でも全く出国できないこと。断片的にしかわかりません。
そして恐ろしいのが、女性や子どもたちの今後の処遇です。
私がフリーランスになったことの理由の1つに、自分が知りたいことを調べて、より広く伝えたい。その取材対象を選んで、話を聞きたいということ。
裏がある、ちゃんと伝えていないなど、様々な見方がありますが、それはマスコミの怠惰なのか、それとも情報が公開されていないだけなのか? または、怠惰ではなく、ただ単に人的リソースや枠などが足りていないからなのか?
それならば、私がそこに飛び込んでいってできることはあるのではないか?
今回は、学生時代の研究テーマが「異文化コミュニケーション論」だったぐらいで、アフガニスタンについては本当にネット情報レベルしか知らない私が、自分が理解し、そのフィルターを通して伝えることで同じように理解できる人を増やしたい。
そんな目的で、まずは旧知のダイヤモンドオンライン編集者のYさんに(酔っぱらった勢いで)連絡。
その後、テーマを女性から見たアフガニスタン情勢に絞り、まずはお話していただける方を探すことに。様々に手尽くすなかで、ちょうど映画公開前だった「ミッドナイト・トラベラー」配給元の関根さんにご連絡し、REALsの瀬谷さんをご紹介していただいたという流れです。
私がこういった記事に不慣れで、なかなかスピード感を持って記事を出せなかったことなど反省点は多々ありますが、まずは「知ってもらう」という一つの目的は果たせたのではないでしょうか。
偶然にも同じタイミングでNHKに瀬谷さんが出演され、救済のためのクラウドファンディングも実施。
※期限が延長されて、11月22日まで実施中です。
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最近、「バタフライ・エフェクト」について考えています。
所説ありますが、どこかで起きた蝶の羽ばたきが、どこかの砂嵐につながっている。
アフガニスタンへのアメリカ軍の関与の歴史は長いですが、911の首謀者がアフガニスタンを拠点としていたように、世界の出来事はつながっています。
瀬谷さんたちは紛争の現場の支援だけでなく、それを起こさないための教育や経済活動の支援も行っているそうです。
記事にも書きましたが、まずは私たちにできるのは知ること。その一歩となる記事になればと思っています。