いま、イギリスでベストセラーになっているというこの本。
「What Every Man Thinks About Apart From Sex」(すべての男がセックス以外に考えていること)」
なんと、中身は真っ白。
つまり、男は、セックス以外に考えてることは何にもない、ということを真っ白なページであらわしているんですね。
本についてUK Telegraph紙に著者のSheridan Simove氏がインタビューを受けているんですが
source
What Every Man Thinks About Apart From Sex: book of blank pages become surprise bestseller(UK Telegraph)
「“This book is the result of 39 years of painstaking research and practical study into the subject. I left nothing to chance and really threw myself into my work.
After many years of hard work I finally realised that men think of absolutely nothing apart from sex. 」
(インタビュー抜粋)
要約すると「39年間必死に研究してきたけど、男はセックスと関連付けてしか考えてない」んですってよ。
オックスフォードで学び、研究を続けてきた教授の真面目な結論です。
この本、学生にはバカうけのようで、真っ白なノートとして使われているとか。
解せないのは、この本のkindle版も出版されているんですよね…
これは偉そうに読んでいて、中身が真っ白っていうジョークがポイントなのに、わざわざkindleやiPadなどの端末を表紙を表示した状態で渡して、読んでもらう…ってことでしょうか。
それとも、kindleの棚のなかに並べたい自己満足アイコン用?
Amazon.comのkindle版のページでは、本気に読もうとダウンロードした人からの「なんだよ!中身ないじゃねーか」というクレーム対策でしょう。最初から「何も書いていない」と告知しています。
「WHAT EVERY MAN THINKS ABOUT APART FROM SEX (blank inside) is a two hundred page book and every page is totally blank.
The front and back cover are realistic representations of a self-help pseudo-psychology book. 」
「すべての男がセックス以外に考えていること」は200ページありますが、すべてのページは白紙です。
表紙と裏表紙には自己啓発本のようにリアルな宣伝が書かれています。