ウェブサービスも同じではないでしょうか。
大砲を打ち上げて高らかにはじめるだけじゃなく、ちゃんと終わりに向かっても手を抜いてはいけません。最後の最後までがサービスです。ウェブサービスって相手の顔が見えないだけにホームページなどの情報や連絡先がきちんと書いてあることが大切で、それを怠ると不安な気分が実際の立体物として触れられないだけにより強くなりますから。
そんな残念な出来事が起きたのは、つい先ほど、この連休のさなかの突然のスマート予約からのメールでした。
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きたもと 様
いつもスマート予約をご利用頂き、誠に有難うございます。
Beer and Techの代表をしております森田でございます。
飲食店を予約する際の非効率を解決したいと「スマート予約」を提供して参りましたが、弊社の力不足も有り、スマート予約のアプローチでは問題を根本的に解決するのが難しいと判断し、9月30日(水)をもって新規依頼の受付を停止させていただきます。
9月30日までにご依頼頂いたご予約については、ご来店まで人数変更やキャンセル等の対応させていただきます。
ご利用頂いていた皆様のご期待を裏切る形になってしまったことを心よりお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
Beer and Techは、Technologyを通じて、シンプルでワクワクする生活を提供できるよう活動を続けて参りますので、次のサービスにご期待頂ければ幸いです。
ご質問等あればお気軽にお問い合わせくださいませ。
株式会社Beer and Tech 代表取締役 CEO 森田憲久
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会社としてこれはまずいんでないかい?
なにか順番も、作業も、間違いまくりな気がします・・・。そして、こんな大切なことを伝えるタイミングも。
このサービスを利用しているお店の人はすでに知っているとしても、お客さんから何か言われたとして、この運営会社は連休中もサポートのため出社しているの?
なにか情報を出すということは、そのフォローが必要になることを考えるべき。
明日は連休最終日。
サービス終了まで残り1週間でしかこんなメールを出せなかった企業を信じて契約してくれた飲食店や、私のようにサービスの利用登録をしている人のためには、せめて企業ページにサービス終了について書くべきではないでしょうか。
敗軍の将ほど、その姿勢が後々まで残りますよ。