耳から不快な音がしたらすぐに耳鼻科へ! 大人の女性たちが遭遇した難聴という隠れた病

ここのところ仕事が忙しく、プライベートの楽しみといえばもっぱらショッピングのみ。「バレンタイン記事の山を越えたら、マッサージして、髪切って、とにかく癒されたい!」と思っていた矢先、突然の違和感。

右耳の奥から「ぽこん、ぽこん」という音がするんです。

その音は木曜日にはじまり、金曜日になっても収まらず。「土曜日の午前中に病院にいってみよう」と思ったものの、起きたらもう11時半。あちゃー、やらかしちゃった。でもやっぱり、何かがおかしい。

そんな風に思いながら、月末に旅行前に確定申告などすませなければと届いた支払調書の封を切る。取材でちらりと知り合いに会うぐらいでほぼ引きこもり状態のため、「きたもと、生きています」という宣言版になっているFacebookに書き込んだところ、次々と「私も耳のトラブルで病院に行った」「早めに病院に行ったほうがいい」というコメントが!

しかし、世の中は3連休。こういうときに休日でも開いている専門医はどうしたら探せるのでしょうか?今後、同じような状況になるかもしれない方のために、私が見つけた方法をメモっておきます。

 

■耳鼻科も都内の指定医が輪番で休日対応

私が住んでいる目黒区では、内科・小児科診療では目黒区役所内の「中目黒休日診療所」や目黒区医師会館別館内の「鷹番休日診療所」で休日診療を受けられます。歯科医院の場合は、輪番制で目黒区内のどこかの病院が開くシステム。

そして、私がかかるべき耳鼻科の場合は上記に該当しないので、東京都保健医療情報センター「ひまわり」(電話番号 03-5272-0303)に電話をして、その日に開いている病院を紹介してもらいます。今回私の場合は、念のため目黒区の休日診療所に一度相談したので、そちらで紹介していただけました。ただし、各区で1つではなく、東京都内でも耳鼻科の休日診療が行われる病院があるのは、ある日は豊島区・江東区・足立区・武蔵野市で、別の日は目黒区・中央区・世田谷区・町田市などと、必ずしも自宅に近いところにあるわけではないそうです。

ここで間違っても、救急車などは呼ばないこと。自分で歩ける場合や、平日まで待つには不安だって程度ならば、自分で問い合わせていくべきだし、そのほうが最終的には自分にとって都合のいい場所の病院に見てもらえます。

私のミスと、一旦激しい音は収まったため、結局休日診療は受けていません。

 

■病院もクチコミの時代! 評価の★の数よりもコメントを重視すべし

現在内科でお世話になっている先生に辿りついたのは、近所の飲み屋で遭遇した地元で生まれ育ったおじさんが、自分と同じ小学校だというK先生を紹介。東京にきて一番しっくりくる先生に出会えたのは、本当にラッキーでした。

今回は急を要したため、Google Mapで自宅を中心に「耳鼻科」と検索。ヒットした3つの耳鼻科から選びました。

Google Mapには評価もつけられているのですが、★の数よりも「どれぐらいわかりやすく説明してくれたか」「きちんと診療してもらえたか」が気になります。皆さん何らかの不安を抱えて受診しているので、それをさらりと流されたり、本当に大丈夫なのか?と不安に思うところがあると低い評価。もちろん、同じ病院でも高い評価をつけている方もいるわけなので、平均点よりもコメントの内容を重視すべきだと思いました。

そのなかで、しっかり診察してくれること、そして受診2回目以降はネットで順番予約ができて、いま何番まで受診が行われているかも外からチェックできるという病院に決定。

そして、今日その病院に行ってきました。

 

聴力検査、診断の結果いずれも異常なし

 

聴力検査に至っては、平均よりもよく聞こえているようです。虫がいたわけでもなく、強いていうならば鼓膜のうえに耳垢が落ちていたぐらい。ただ、それじゃあそんな音はしないようで、経過観察ということになりました。

ネットで個人的に調べてみると、ストレスで目がひきつったような状態になるようように、耳の筋肉がつったようになってそんな音が出るという話も。いずれにせよ、無理は禁物です。

 

そして、耳とつながっている鼻も念のため診察したのですが、ここで発覚したのがまず私の鼻の穴は通常よりも小さいらしい。

そのうえ、鼻腔の奥が右、左と曲がっているため、鼻を強くかんでしまったりすると空気がまっすぐには通らず、耳に刺激が行ってしまうためキーンとかなりやすいんだそうです。なんか、身に覚えが・・・。長年この身体で生きてきましたが、まだまだ所有者が知らない秘密が隠れていました。

 

世界じゃなくて、自分・不思議発見。

 

 

■最後に…耳の病気になったら病院は早めに行きましょう

 

これはたまたまだと思うのですが、私の投稿にコメントをくれた全員が女性でした。そして、多くの方が耳の異常の経験者。私の症状は「空気のようなぽこぽこ」という音でしたが、「キーン」となったり耳に違和感を覚えた場合、突発性難聴という病に該当するようです。最近は浜崎あゆみさんやKinki Kidsの堂本剛さんなど、ミュージシャンの方がかかることで広く知られていますが、大音量の元にさらされている人がなるというものでもないとか。

 

なかでもある方は、入院したものの治らず、いまも片耳が難聴のままだそうです。

 

初期の場合だと「くっそまずい薬」(某女史曰く)を飲むだけで改善するんですって。驚くことに、何人もの方が薬を飲んで改善しているというコメントをいただきました。逆にいうと、それだけの人が耳がさらなる悪化の前に押さえこんでまぬがれているということ。

 

私は自己判断で週末を迎えてしまったけれど、これが本当にキーンという音だったり、違う症状で放置していたら、ひどい状態に陥っていたかもしれません。

 

一応経過観察とはいえ、直近での症状は収まっていますが、本当に気をつけなきゃいけませんね。

 

私も次からは必ず早期受診します!

 

 

 

 



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