「発明には失敗が必要だ!」過去の失敗作だけ集めた美術館がブルックリンに期間限定オープン

「失敗が成功の母」など、世界中に同様の格言があるということは、みんな失敗あってこそ我々の便利な生活の土台が築かれてきたことは認めているはず。

とはいえ、その数々の「失敗」を振り返ることはないのでは? 2000年前後のファッションをリブートしたY2Kのトレンドでも、あったけど超短期間で消え失せたアイテムとかは確かに復活していないわけで。

そんな「失敗作」のみを集めたミュージアムが2023年3月17日から5月までの期間限定でアメリカのNY、ブルックリンでオープンしました。

Museum of Failureでは、世界中の失敗した製品・サービスを収集。イベントインフォによると、「イノベーション・プロジェクトの大半は失敗しており、このミュージアムではこれらの失敗作を展示し、訪問者に魅力的な学習体験を提供します。すべてのアイテムは、イノベーションというリスクの高いビジネスについてユニークな洞察を与えてくれます。イノベーションと進歩には、失敗を受け入れることが必要です。このミュージアムは、失敗に関する生産的な議論を刺激し、意味のあるリスクを取るように促すことを目的としています。」とのこと。

公認心理士、組織心理学博士のサミュエル・ウェスト博士が監修しています。

今回の展示では159品+αが紹介されています。

この展示は内容を増やしながら世界中を巡回しているので、そのうち日本にもやってくるかも?

 

失敗作例

●クリスタルペプシ

 
 
 
 
 
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●Twitter Peek

●Rejuvenique

「電気で顔の筋肉を鍛える美容マスク」Rejuvenique(レジュヴェニーク)

Nokia / Taco Phone

●Google Glass

面白いのが、この展示の公式Twitterに「これもあるよ」と寄せられている反応。次の展示に採用されるかもなっていうのもちらほら。

Museum of Failure

 

 



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