Nizi Project Season2もスタート! サバイバル番組でデビューしても成功が約束されない戦国時代に突入

9人組グループ「NiziU」を輩出した「Nizi Project」から早4年。ついにその男性版「Nizi Project Season 2 Global Boys Audition」の放送が始まりました。

最速はDay Day.→完全版はHulu または日本国外在住者はYouTubeで視聴が早道

日本ではNizi Projectを放送していた「スッキリ!」の後継番組「Day Day.」での放送がスタート。基本的に毎週水曜日放送、完全版はHuluで金曜日に放送という流れになります。また、日本国外からはYouTubeで2023年7月21日から無料視聴できる模様。

2023.07.21 Friday PM10:00 on Hulu

2023.08.04 Friday PM7:00 on YouTube (Edit Ver.)

[Worldwide ex Japan] 2023.07.21 Friday PM10:00 on YouTube

オーディション参加者は、JYPの日本人練習生も参加していて、NiziUのメンバーのミイヒやリマと面識がある男子が早くも注目を集めています。

初回放送で名前が挙がっていたのが

・山口恭生くん

・大塚天翔くん

・富安悠くん(ほかの事務所での練習生経験あり)

・三浦颯太くん(JYP練習生)

・植村朋哉くん(JYP練習生)

などなど、年齢が16歳とかラッシュ。とはいえ、最近のサバイバル番組(通称サバ番)では11歳、12歳の参加者も多いのが実情。みんな、一体いつから練習してるの? でもBTSのジョングクもそれぐらいの年で入社しているし、このプロジェクトは韓国での長期合宿も含めて約1年かかるので、18歳ぐらいにデビューと思うとむしろ早くはないのかな。

NiziUの順調な様子を見ていると、日本でも本格的なダンス&ボーカルグループは男子では多いけど、最初から世界基準でっていうのは期待ですね。

グローバルオーディションでデビューしても険しい道は続く

とはいえ、グローバルオーディションやテレビ番組連動型のオーディションはほぼ毎月何かしら行われている多発状態。

とはいえ、NiziUの成功もオーディションの過程で、JYPの教育システムや参加者たちの友情や信条など、ファンになる土壌が築かれているのでファンを獲得しやすいのも事実。

2023年7月19日時点で現在進行形な公開オーディションやサバイバル番組は以下のとおり。

・A2K

同じくJYPの公開型オーディション番組。A2Kとは「America to Korea(アメリカ大陸から韓国へ)」の意味で、アメリカのレーベル「Republic」とタッグを組んだオーディション番組。

・R U Next?

BTSやTXTが所属しているHYBEのオーディション番組。こちらは一般応募ではなく、HYBEと契約している練習生のなかから22人の女の子を選抜。最終的に6人組のガールズグループを結成する予定です。

 

そして悲しいかな、韓国だけでも1年間に150前後のグループがデビューするそうですが、表舞台に立て、さらに活動し続けるのは難しく…。サバ番でファンを集めてデビューしても、1位取れない事態も起きています。

また、デビューしたものの活動が困難になった人や、いまいちヒットできないグループから選抜したメンバーなどデビュー経験者が公開型オーディションに応募する例が年々増えています。

そう考えると、そういう布石なしに一発で成功し、出す曲ずっと1位のNew Jeansって改めてすごいよね…

次なるオーディションも続々と発表に

韓国のK-POPビジネスモデルは自社での育成から、全世界に募集を公開し、オーディションの過程を見せていくものが、おそらくその過程でも収益になるというのもあってか増えています。もちろん、オーディションを実施するためにも費用はかかりますが。

思いっきり応募対象外の私がぼんやりInstaglamを見ているだけでもオーディション情報が飛び込んでくるんですからね。「うちの子を!」って応募する人が多発するわけですよね。

最近見つけたのは、こちらのオーディションの告知です。

・2023 KOZ GLOBAL AUDITION

HYBEグループのHIPHOPのソロアーティスト「ZICO」が所属するレーベルKOZ ENTERTAINMENTが実施するオーディション。

応募資格:2006年以降に生まれた方なら誰でも応募可能です。性別や国籍は問いません。

応募期間:応募する都市によって異なります。ちなみにQ&Aを見ると、あっちこっちの都市での応募はできず、どこか1箇所のみ。ホームページをみると、日本国内以外だと台北と広州が対象になっています。

 

でも、こういうのに挑戦できるのも若いうちだからこそ。年齢制限あるのだから、後悔するよりもまずは挑戦してみるのはありではないでしょうか。



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