下鴨神社で初詣&セルフ御祓い/I paid a visit to Shimogamo-shrine in Kyoto and exorcised by myself

ここ10年の初詣は、ほぼ京都の下鴨神社に参拝しています。

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元旦に限らず、実家に帰る際にはなるべく行くようにしています。昔から神社仏閣は好きで、いろいろと伺ってきました。でも、この下鴨神社は、境内の糾の森から鳥居に向かう道の間に自分にくっついた悪いものが落ちるのを感じるのです!まだ行ったことない人はぜひ!

ちなみに、同じ感覚は、伊勢神宮内宮でも感じました。

一番混む元日は避けて、2日に行ってきました。
それでも、干支の社周辺は激混み!

これは、三井神社。下鴨神社は、大きな境内に大小さまざまな神社が点在しています。

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これは、御手洗神社。5月の葵祭の際には、このみたらし池で禊が行われます。

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そして、今年は昨年いろいろあったので、その悪い気を御祓い。
正式な御祓いは混んでいたので、簡単にできるセルフ御祓い的なものをやってきました。

こちら、玉串料300円の御祓いの木。「鴨の斎串」と言います。

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中には長さ20cmほどの白木が入っています。
それを両手で持ち、包んである紙に書いている「祓詞(はらえことば)」を唱え、左・右・中心と身体をなでるようにふってまずは外側の穢れを祓います。

次に、斎串に息を吹きかけ、身体の内側の穢れを祓います。

そのあとは、2つに折ってみたらし池に流す…のですが、流すのではなく、橋の下にある木箱にいれます。
これはエコが理由でしょうか。きっと昔は流していたのでしょう。

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後日、節分のときに火に焼べられるそうです。

この包んであった紙の内側には、祓詞以外にも、歴史についても述べられています。
それによると、昔の人は清らかな水辺は自己の罪や穢れを祓い、心と身体を清めることができると考えていたそうです。

下鴨神社には、「みたらし池に臨み、斎串を用いて自らの罪や穢れを祓い、自然の霊力を受けて生まれた心身にたちかえることができる『樹下神事』という信仰」があるそうです。

何度も下鴨神社には伺っていますが、これは初体験。…たぶん、式年遷宮前に新しいビジネスとして開発したのかも。でも、新しい体験ができるのは楽しいからよしとします。

これで2012年はすっきりと新しいスタートに立ちました!

本年もどうぞよろしくお願い致します。

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