仕事でもプライベートでも、
「嗚呼、なんでこういう言い方されなきゃいけないんだろう」
「そんな、あとから言われても・・・」
と憤る出来事がままあります。
文字にすると標準語になりますが、心のなかでは大阪人の私が
「お前何様やねん!」
「あとからごちゃごちゃ言うなや、最初から言えっちゅーねん!」
と叫んでおります。
会社員時代は地団駄踏んだり、究極にむかついたときはエレベーターのなかで一人回し蹴りをかましたこともあります。
客観的にはちびっこがじたばたしているだけにしか見えない光景なのですが・・・
最近もそういう出来事があったわけですが、ひとしきり毒を出したのちに読んだのがこちら。
「おはようおかえり」の5巻。
主人公(男)と強烈マイペースな京女の姉2人が、それぞれの恋愛や人生に悩む姿を描いたコミックです。
そう、京都といえば、かかせないのが「いけず」。
直接的ではなく、ちくりちくりと針をさすようにまわりくどい表現で相手のミスや弱点を指摘するアレです。
愛あるいけずもありますが、この作品に出てくる、ただただ嫌味ないけずを読んでいると、「今日いわれたことなんてなんでもないなぁ」と完全デトックス。
そして、相手に対してまわりくどくても、多少意地悪でも、正しいことを正直に伝えようとする様は、むしろ心のなかで思って推察しろよっていう姿勢よりも美しいのでは?と思うわけで。
(いや、でも実際”いけず”されると辛いけどね・・・)
これも買わなきゃ。面白そうです
Pen 2013年6月1日号 少女マンガ超入門!