田園都市線8500系車両の廃材を活用 トレインチ自由が丘が本当の電車由縁の施設に

自由が丘の線路沿いの抜け道にある商業施設「トレインチ自由が丘」が11月2日にリニューアルオープン。

何度か店舗が入れ替わり、今回のリニューアルでは飲食店舗が増え、アイスクリームなど外のテラスでも食べられるメニューを販売する店舗が充実しています。そのコンセプトは「OUTDOOR CO-LIVING」で、店内だけでなく共用部も生かした屋外滞在型の施設へと進化しました。




ベーカリーの「浅野屋」と雑貨の「ナチュラルキッチン」、「酒場シナトラ」「GONZO」は引き続き営業し、新規として「Island Softcream」「ya o ya no」「DUMBO」「THREE TEA」が出店。

また、2階には[(tefu)jiyuugaoka]というシェアオフィススペースが入居。こちらは下北沢にも同様のものがありますが、規模としてはワンフロアで下北沢よりもコンパクトで、個人利用のほうが多い仕様になっていました。


リニューアル方針の1つが「エコフレンドリー」で、その象徴としてかつて代々木駅前にあった「代々木VILLAGE by kurkku」に植えられていた木を移植したり、CO2フリー電力の導入、シェアサイクルポート「ドコモバイクシェア」の設置を実施。また、施設内の一部ドアやベンチ、施設のサインなどに田園都市線8500系車両の廃材を活用しています。

そもそも「トレインチ」という名前の由来は、この場所が 、東急大井町線の自由が丘車庫が廃止された跡地に作られたことで名づけられていますが、とくにその名残を感じさせるものは置かれていませんでした。2006年のオープンから初めて「電車」との由縁を感じさせるものが敷地内に置かれるというのは、よきことかな。

どれが電車の廃材なのか、どこにあるのか、探してみてはいかがでしょうか?

以下は、一部です。


トレインチ自由が丘

https://www.trainchi.com/

https://goo.gl/maps/MiCkZiKUQjCdwwnY6



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