アイドルのデビューにおいて、すっかり定番化したオーディション番組。メンバーを選ぶというものでいうと、古くはASAYANでのモーニング娘(1997)。正確には別のオーディションの選考過程で選ばれなかったメンバーで結成し、そこで候補にいた5人がCD販売のノルマを課されて、それをクリアしたらデビューできるというものでした。
そういった番組は世界中にあり、パッと思いつくだけでもイギリスのオーディション番組「X-Factor」出身のOne Direction(2010年結成)、Little Mix(2011年)をはじめ、視聴率が取れるドル箱コンテンツとなっています。
その最高成功例といえるのが、韓国の音楽チャンネル「M-net」主催のPRODUCE 101シリーズ(通称プデュ)。ただこちらはプロデューサーによる不正が発覚し、続編の制作はなくなり、新たに同じチャンネルで始まったのが2021年放送の「GIRLS PLANET 999:少女祭典」(通称ガルプラ)。そこから誕生したのが、Kep1erです。
そして、2023年注目のオーディション番組が2022年2月2日より放送されるのがガルプラの男性アイドル版の「BOYS PLANET」。

ガルプラが韓・中・日から各国33人ずつ事前オーディションで選ばれ、数回の視聴者投票を経て9人組の「Kep1er」が選ばれました。活動期間は2年半。ボイプラでも最低でも活動期間は2年半だと推定されています。
■出演者は韓国:ワールドで構成
ボイプラでは参加者は、全世界が対象。朝鮮日報によるとM-netは「韓国をはじめとするアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東など84カ国および地域で数千人余りが公開募集期間に支援書を出した」と報じています。ただ、そこから選ばれた結果としては、いわゆるアジア人ではない外見の参加者は残れなかった模様。
■シグナルソングは「난 빛나 (Here I Am)」
そして、シグナルソングと呼ばれるメインテーマ曲の映像も公開されました。
今回の歌は、「난 빛나 (Here I Am)」。作詞はWWWAVE (PAPERMAKER)、ウィ・ハナ (PAPERMAKER)、ジンリ (Full8loom)、チョ・ユンジョン、BOYS PLANET、作曲はFreez、WWWAVE (PAPERMAKER)、TENZO (PAPERMAKER)、RUIMUI (PAPERMAKER)、Hallem Hula PAPERMAKER)、RUNY (PAPERMAKER)、ZUNGWOO (PAPERMAKER)、編曲はFreez、RUIMUI (PAPERMAKER)、イム・スホ、N!ko。
演出はガルプラではなく、M-netのお家芸のプデュ形式を踏襲。
分かりやすく書くと
- オリジナル制服を着用(上着は学ランタイプかブレザータイプがあり)
- 番組中でこのシグナルソングの歌唱力とダンスを評価する段階があり、評価順で映る分量が変わる。
- 評価が低いメンバー(プデュではFクラス枠)はステージ上にもあがれないし、映像スタートから5分経ってようやく登場。
違うのは
・途中までセンターが2人
ってところですね。韓国から1人、ワールドワイドから1人という設定のようです。最終的には1人がセンターになるので、おそらく彼が。シグナルソングの1位になった人でしょう。
ガルプラはコロナ禍まっただなかのオーディションだったのと、韓・日・中の3つの国という設定もあってか各国のなかの33人のなかでのシグナルソングでのランクは番組放送時には決定していました。今回はその過程から見られるようです。
とりあえず本日はここまで。
参加者の面々も驚きのメンバーなので、それはまた後程!