ファッションアイテムを選ぶ際、すごく気にしているのが素材感。
服飾の学校に行ったわけでもない素人ですが、これには理由がありまして。
実は私の亡き母、サチコは洋裁教室とお仕立て業を自宅で営んでいて、教室の生徒の人やオーダーされたもののために布を発注するために
見本帳
というリングファイル型の広辞苑みたいな厚さの本が毎シーズン自宅に届いていました。
そのブックには横5cm×縦3cmぐらいの大きさの布見本がついていて、同じ素材や柄でも色違いなど、実際の布で確認し、発注するんですね。
シーズン終わりになってお役目を終えたそのブックは、私のおもちゃにと母から下賜され、私はそれを1枚ずつはがして、パッチワーク風のもの(もちろん、完成はしない。ただつないでいるだけ)を作って遊ぶのがお決まりでした。
字が読めるようになってくると「シルク100%」と「ポリエステル100%」の違いとか、同じ赤の裏地用の生地でも厚みが違うとか、値段も違うとか、服のデザインの前の素材選びの面白さを感じたことを覚えています。
そんなわけで、いまだに服を買うときにも、素材タグと、手触りの確認は欠かせません。
9月4日(木)に発売となる「ユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュ」のコラボラインも、発表会場に行ってデザインは見ているものの、そのときはモデルが着ていた状態だったので、素材感は未確認。
そのときの様子はこちらにて⇒●ユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボレーション、2014秋冬版/UNIQLO LifeWear Fall/Winter 2014 preview part 2(2014.05.22 Thursday)
それを確認したい気持ちだけで、発表会に別件で遅刻してしまいましたが行ってきました。
(なので、メディアに出ているイネスのコラボラインを着た女優の杏さんは見てないのです・・・ちぇっ。)







コーディネートは、柄物のシャツを重ね着で見せるのがポイントみたいで、ノーアクセでも完成するスタイルのよう。
正直、ちびっこには厳しいなぁ、身長が高いといいけれど、私が着るとちんちくりんがさらに強調されちまうため参考にはできそうもなく。
とはいえ、やっぱりアイテムごとには気になるものがちらほら。


ジャケットやセーター、スウェットは、折り返し部分に一工夫。ポイントカラーがあったり、裏地をプリント柄にして折り返して着るとか・・・



セーターはちくちくするもの(ラムブレンドのものでした)はパスしたいものの、カシミアブレンドのセーターはレーヨン80%でさらっとしていて、そこに15%ナイロン、カシミア5%という、セーターなのに不思議な配合。でも肌触りがいいので、これで2290円(税別)だったら、アリと判断。これは1枚買って気に入ったら、早めに色違いを買い足しアイテムになりそう。
帽子がなかなかツボでして、とくにこの手塚治虫型ではなく、どんぐりのヘタのようなフォルムのベレー帽(写真 1枚目下段)は買いかなー。
お値段は1990円と、ユニクロにしてはちょっとお高め? でも、この秋冬からちょっと価格アップしているので、まぁこれぐらいでしょうか。
素材は毛100%でした。


コラボレーション2シーズン目となる今回のコレクションでは、前回の約3倍の商品数を確保。売り場ベースで1.5倍に増やし、世界の店舗で展開されます。
発売を記念し、イネス・ド・ラ・フレサンジュの商品を含むユニクロ商品を1万円(本体価格)以上購入した人には、先着順でオリジナルのトートバッグがプレゼントされます。これが欲しいひとは、オンラインショップは対象外なのでご注意くださいな。
詳細なラインナップはこちらにて。
http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/ines/women/
残りは、10月中旬に発売予定です。