東京オリンピック前にすでに活況を見せているホテル業界。新たに野村不動産が新ブランド「NOHGA HOTEL」を開発。その第一弾として、上野に「NOHGA HOTEL UENO」(ノーガホテル上野)を11月1日にオープンします。
ブランドコンセプトは、「地域との深いつながりから生まれる素敵な経験」。客室数は130室で、ロビーギャラリー、レストラン、ラウンジ、フィットネスを併設。ロビーギャラリー、レストラン、ラウンジは、宿泊者以外も自由に利用でき、日々多くの人が集うコミュニティ創出型のホテルを目指しているそうです。
まだ完成しているのはロビー近辺のみということで実際には見ていませんが、イメージ図などを見る限り、代々木公園界隈のお店のオープンのような印象。とはいえ、徒歩で上野の飲み歩きの聖地・大統領などにも徒歩ですぐなので、メリハリのある東京を楽しめそうです。
「NOHGA HOTEL UENO」では、ホテル内でその地域の文化を感じられるようにホテルが位置する地域の職人やデザイナーと連携したオリジナルのプロダクトやアートなどをホテル内に導入。上野では、木村硝子店、京源、SyuRo、日伸貴金属、蕪木が紹介され、今後も連携は増えていく模様。
ホテルのオリジナルプロダクトとしても、jun hashimotoによるユニフォームやdear mayukoのアメニティ、ベッドマットレスはエアウィーブ、家具はTIME AND STYLEに製作を依頼。
また、レストラン・ラウンジやスイートルームを使い、地域と連携したイベントやワークショップなどの定期開催も予定されています。
説明の席には、木村硝子店の社長、SyuRo、蕪木からも登壇。
■ホテル直営のオールデイダイニング「Bistro NOHGA UENO」
レストランは、オールデイダイニングスタイルの「Bistro NOHGA UENO」を自社で運営。シェフには、シェラトン都ホテル東京「カフェカリフォルニア」や、銀座グランドホテルの料理長として腕をふるっていた海老原威郎さんが就任。
コンセプトは、「World meets Local and Natural Food & Drink」。
生産者の顔が見え、なるべく自然な製法で作られたこだわりのある食材を使う方針で、食べることで一日の活力につながるような食事やドリンク類を揃える予定。
一足お先にレストラン「Bistro NOHGA UENO」のお料理をいただきました。
●キャビア ド オーベルジーヌ 茄子のペーストと新玉葱のブランマンジェ、グリンピースのソース
●47℃で火を入れた信州サーモンのコンフィ、ヴェルモットのクリームとレモンの香り
●鹿児島黒豚ばら肉キャラメリゼ、山椒風味・春豆と玄米のリゾット
ワインは、それぞれのお料理に合わせたマリアージュで。
ホテルはシングルルームはなく、観光ステイでの利用を想定。価格は時期によって変動しますが、2万円前後からとなる見込みです。
予約は5月10日より始まっています。
NOHGA HOTEL UENO(ノーガホテル上野)