映画「ボヘミアン・ラプソディ」は劇場で見るべき!フレディ・マーキュリーの人生とクィーンの友情に泣く~

私のFacebookでは直接会ったことがある方なんと1715人とつながっています。

そのお仕事は人生の最難関業務の「子育て」に従事する主婦から、お仕事や飲み・遊びで知り合った料理のプロIT関係研究者ミュージシャン建築家作詞家・作曲家伝統技術の継承者・・・はたまた某有名小学校の先生までという幅広いラインナップ。私自身がそもそも多忙かつまめではないので、Facebookでつながってもらうことは世界の生活とつながっていること。皆さんの投稿を見て「へー、いまこういうのやってるんだ」とか災害についての地に足のついた話など、さまざまな「今」に触れることができています。まじ、感謝(←何風?)。

そんな私のタイムライン(以下、TL。Facebookを開くと自分の友達の投稿が一覧になって出てくるページのこと)でこの2日間急増しているのが、映画「ボヘミアン・ラプソディ」観たよ!というもの。私も「11月公開だってー、絶対見る!」と夏前に投稿した記憶があるのですが、みんな早いね!

 

 

しかしね、11月9日公開、昼2時時点で2人も会社を休んで観てるとは!!

TLってFacebookでつながっている全員のその時間近辺の投稿が表示されるのではなく、ある程度システム的に間引きされ「この人の投稿は読みたいよね」的にセレクトされているわけです。なのに、すでに2人。どういうこっちゃ?

そう思っていたら、11月9日夜までにさらに2人。

こうなったら「観た人に影響されて席が取れなくなる前に行かなきゃ!!」と思い、金曜日のロケの疲れがようやくましになった土曜日の夕方に行ってきました。

渋谷のTOHOシネマズだったのですが、予想以上に年齢層が若い、そして1人客多め。

感想はネタばれしてしまうとだめなのでさらっといきますが、

絶対に劇場で見るべし!

 

 

■劇場で観るべき理由はありすぎるけど、大きくは2つ

 

1.音楽にはまれる。

この映画を観に行く人は、主人公はフレディ・マーキュリーというボーカリストでミュージシャン、タイトルの「ボヘミアン・ラプソディー」は彼のバンドQueenの代表曲かつ問題作として知られている1曲ぐらいの最低限の知識は持っていると思います。

「ボヘミアン・ラプソディー」は曲調が何度も大きく変わる6分の当時としてはかなり長い曲。音や声を重ねたり、クラシックの要素もふんだんに盛り込まれています。その音はやはりいい音響設備で聞くべし!なシーンが多々登場します。私ももっといい音響の回を選べばよかったと後悔・・・。

 

2.主演のラミ・マレックは顔は似てないが、演技で魅せるので没頭できる空間がよろし。

今回のフレディ・マーキュリー役に抜擢されたのは、エジプト人の両親を持つラミ・マレック。日本ではほぼ無名ですが、アメリカのテレビドラマでは主演経験もある37歳。実際のフレディは顔の幅が細く、容姿の面では正直いって似てません。全体的なスタイルも、足が細くて太ももの部分はとくにすらっと・お尻は小尻だったフレディとは別人。でも、その出自による差別や容姿のコンプレックスを自ら握りつぶし、突き進む姿をみるにつれ、その差は気にならなくなっていきます。

圧巻は、ラストのライブ・エイドのシーン。各アーティストに割り振られた20分のなかでも、Queenが最高だったといわれる伝説のライブを完全再現。その姿は、フレディそのものです。アカデミー賞ノミネートもあるのでは?

ちなみに、盟友のギタリスト、ブライアン・メイ役のグウィリム・リーは本人に激似!

 

 

■劇場ではパンフレットのみ発見

映画館ではパンフレットを販売していましたが、渋谷ではほかのグッズはなし。マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」のときに比べてしまいますが、かなり寂しい…。

劇場外では、ファッションブランドのSNIDELとコラボしているのですが、こちらもほぼ完売状態のようです。店舗によってはまだあるかも?

 

調べてみると、映画の撮影秘話を掲載した書籍も発売されているようです。ただ、3500円(税別)・・・高いねー。

 

■映画を観た人だけにおすすめしたいライブ・エイド動画の再チェック

「ボヘミアン・ラプソディー」はフレディ・マーキュリーの伝記映画なわけですが、やはり他界したのが近年なわけで、劇中に出てくるステージシーンは実際の動画がほぼ存在し、その多くはYouTubeでチェックできます。でも、まだ観たことがないならば、ラストのライブ・エイドの実際の映像だけはチェックせずに劇場に行かず、Queenとしてステージにあがる喜びを、観客と一体になる姿をぜひ同じフレッシュな気持ちで体験してほしいです。

んで、私のようにすでに観た人は、ぜひ再チェックを。やっぱり鳥肌ものですねー。

もちろん、名曲も劇中には28曲登場。Queenというバンドはどうしてもフロント・マンのフレディ・マーキュリーの圧倒的なパフォーマンスに注目が集まりがちですが、実は名曲の多くはほかのメンバーによるものも多々。それがQueenというバンドの曲の多様性を支えていました。そのあたりを感じる場面も作中にありますが、映画を観たあとに「この曲はブライアン、これはロジャー・テイラー」とチェックしながら聞き直すとなお味わい深いですね。

ブライアン・メイが自身のInstagramに投稿したのですが、イギリスでは公開後に上位6位までがQueenの曲で埋まり、それ以外にも多数ランクインという事態も起きている模様。

 

映画の撮影秘話を含めた予告編はこちらで。

 



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