著名人によるファッション分野への進出は、古くはタレントショップのグッズ、最近はコラボラインからオンライン専業ブランドなど史上規模は大きくはならないものの、時代ごとに空気をとらえるのがうまいスターのセンスを生かすなど、この形は継続しています。
そんなジャンルに一石を投じ、日本国内はもちろん、海外をも視野にいれた日本発の新たなスポーツアパレルブランド、DIGが始動。
立ち上げたのは、元バレーボール日本代表で、その後ビーチバレーボールプレイヤーになり、現在も現役として国際的に活躍する西村晃一氏。そこに国内外の経験を経て注目を集める若手デザイナー・一法師拓門氏、そしてEC市場においてスポーツアパレル、とりわけスノーウェアで最大規模を誇るBlan.inc.がタッグを組み、新たなラグジュアリースポーツアパレルとしてデビューすることが発表されました。
ファーストシーズンはスノーウェア タウンユースも可能なデザイン
DIGのファーストシーズンは、Blan.inc. が最も得意とするスノーウェアから始動。雪山での機能性と都市での洗練を融合させ、“スノーウェアをタウンユースへ”という新しい価値を提案。
テーマは 「The Prime of Snow」。地球温暖化で減少する自然雪の希少性に着目し、結晶が陽光を受け輝く瞬間を象徴。透明感や光の反射をテキスタイルやカラーに落とし込み、自然の美を再解釈しました。さらに暖冬や都市部の激しい気温差に対応する温度調整素材を採用し、スポーツから日常まで快適性を実現。機能性とデザイン性を掛け合わせ、DIGはスノーを起点に都市とスポーツをつなぐ新たなアーバンウェアを発信します。



ブランドアンバサダーには俳優の窪塚洋介氏と沢尻エリカ氏を起用
DIGは立ち上げ当初からグローバル展開を視野に入れ、今期はドイツでの展示会をはじめ海外での発信も同時に進めています。その戦略の象徴として、世界的フォトグラファー Leslie Kee 氏をビジュアルディレクターに招へい。そして、ブランドアンバサダーには俳優の窪塚洋介氏と沢尻エリカ氏を起用。


10月10日の日中にはメディア向けの発表会で沢尻エリカ氏が、夜のレセプションパーティには窪塚洋介氏が登壇し、アンバサダー就任についてのトークが行われました。
私はレセプションパーティのみ出席で、デザイナーの一法師 拓門氏、レスリー・キー氏も登壇。

実は窪塚氏は中学時代バレーボール部だったということで、西村氏とのラリーを最後に行うなど、盛りだくさんの内容でした。