てすと

宮部みゆき「誰か」

帰省の新幹線の中で読むために、東京駅で買ったのがこれ。
久々に宮部みゆきさんの作品を読みます。「理由」以来?
宮部みゆき「誰か Somebody」
宮部みゆき 誰か

某企業会長のプライベートドライバーだった男性が、自転車に轢かれて亡くなる。
犯人は逃亡、目撃者もなく、なぜ被害者がそこへ行ったのかもわからない。
会長の婿養子である主人公が、被害者の娘2人からの依頼で被害者の回顧録を作成するために事件に関わるなかで、被害者が隠し続けた過去が徐々に明らかになってくる。。。

タイトルの「誰か somebody」が意図するのは、犯人が誰か、ということではなく、誰かが~しているというニュアンスだと推測。追って、追われて、という絵的なものや、凄惨な殺人現場があるわけではなくても、ずしり、とくる内容はさすが宮部節。一番怖いのは人の心の隠れた裏側が見える瞬間なのかもしれません。

主人公の杉村三郎は、既刊の「名もなき毒」でも再登場するとのこと。近いうちに読みたいと思います。

【本・雑誌・漫画に関するトピックス】
●【Book】アレックスと私/アイリーン・M・ペパーバーグ(2011.07.22 Friday)
鳥は「鳥頭」ではなく、自分で考え・言葉を発することができる!それを証明したアレックスと彼とともに歩んだ研究者の回想本です。

●男の頭の中にはセックス以外は何があるのか?英国のベストセラー「What Every Man Thinks About Apart From Sex」の中身は…(2011.03.10)
●【Book】謎解きはディナーのあとで/東川篤哉(2011.02.12)
●【Book】タイム・トラベラー タイム・マシンの方程式を発見した物理学者の記録/ロナルド・L・マレット(2011.02.11 Friday)
●【Book】四十路越え!/湯山玲子(2011.01.19 Wednesday)
●【漫画】義弟と変装した自分が恋人という新しい設定にドキドキする「ライアー×ライアー」/金田一 蓮十郎(2010.12.15 Wednesday)
●パラドックス13/東野圭吾(2009.09.02 Wednesday)
●ヤバい社会学/スディール・ヴェンカテッシュ(2009.07.22 Wednesday)
●赤めだか/立川談春(2009.05.20) Wednesday)
●ガリレオの苦悩/東野圭吾(2009.04.02 Thursday)



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