今年の8月は実家滞在日数が多く、予定がない日はDVDで「デクスター」のシーズン1を見るか、本を読んでいました。
7月31日の伊勢旅行の移動中から宿で時間があるときに読んだのがこれ。
パラドックス13
東野圭吾
パラドックス13/東野圭吾
「探偵ガリレオ」シリーズなどで人気の東野圭吾のちょっとSFテイストの作品です。
ドラマ版しか見ていないのであくまでもそのイメージなのですが、トリップ理由が違う「漂流教室」でしたね。
人気作家だけに物語の引っ張る力は強いんだけど、引っ張られながら
「出てくるのは全部わかってるの! 行ってもいいけど出たら『やっぱりね』って言っちゃうよ~」
とあまり期待しないまま読みすすめる。
いうなれば、全部仕掛けを知っているお化け屋敷に入ったような気分ですね。
で、読み終わってみると、知っているお化け屋敷でも多少はドキドキするよね。そうですかー、お疲れ様っと終了。
というわけで、誰かに薦めるかというと・・・
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